(日本は「核武装」を放棄するのか)
それから、日本が「原発に関する技術」、要するに、「核エネルギー技術」を持っているということは、将来的に、北朝鮮あるいは中国等における核ミサイルの準備がどんどん進んできた場合に、日本が国防のために「核ミサイル利用による防衛」も考えられる可能性があることを意味しているわけです。
核ミサイルは、現在の日本ならば、時間的には一年ぐらいでつくれるとも言われていますが、原発の廃止は、これを“まったく放棄するスタイル”になります。
そのような考え方は、「憲法九条が日本を完全に支配する」というスタイルでしょう。もはや国民などどうでもよいわけで、「たとえ日本がゴビ砂漠のようになろうとも、憲法九条は生き続ける」といったことになりかねません。いつの間に、こんな“信仰”が立ってしまったのでしょう。宗教が滅び、その“代わり”として憲法が立っているような感じでしょうか。
憲法については、「変えるべきものは変えてもよい」と私は思っているのですが、安倍政権が憲法改正について言ってはいるものの、はっきり言って、今の状態では「もう間に合わない」というのが率直な感想です。
したがって、国防に関する当面の対応として、「憲法九条適用の除外」が必要だと思っています。
日本国憲法の前文では、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」というような平和主義を標榜しています。要するに、「武力を用いず、交戦権を用いないで、国際社会を信頼して生きていく」という決意を述べているわけです。
しかし、「平和を愛する諸国民」ではないところ、すなわち、明らかに侵略的な意図を持っている国が出てきたときに、その段階から憲法改正しようとしても間に合いません。
したがって、そうしたところに対しては、通常のレベルにおいて個人が持っている自衛権や会社が持っている自衛権もあるように、「当然、国家が国家として存続するための正当防衛の権利もある」ということです。「明確な侵略の意図を持ったものに対して十分に防衛するのは、当たり前のことである」と、私は考えています。
みなさんのご賛同をいただけるのなら、ぜひ、首相官邸や与党の自民党、公明党および防衛省へ、ご意見の投稿をお願いします。
---owari---
近隣の中国や北朝鮮が核兵器保有国である以上は日本も核兵器に関する知識を一定レベルに保つ必要があります。
再生可能エネルギーなんて理想であり感情論を叫んでいるに過ぎませんからね。
猛暑と熱帯夜が続いて電力の供給がひっ迫してるらしい。ドイツのように地続きの隣国から電力を買う事が出来るから脱原発が実現可能なのに。。。
コメントをいただき、有難うございます。
まさに「九条守って国滅ぶ」は本末転倒ですね。
エネルギー問題は国家の死活問題にもなりますので、平時より十分な施策が必要です。
憂国の志士・しゃちさんの益々のご活躍を願っています。
ご愛読有難うございます。
またのご訪問、お待ちしております。