今日も国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。
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つい最近まで、「アメリカで内戦が起きる可能性がありますよ!」と言えば、
「嗚呼、この人はトンデモ陰謀論者だ!メルマガを解除して二度とかかわらないようにしよう」
となっていたでしょう。
しかし、私が今、「アメリカで内戦が起きる可能性がありますよ」といっても、誰からも「陰謀論者だ!」とは言われません。
もちろん、ごく一部の世間知らず、平和ボケの人から批判される可能性はあります。
ですが、私のメルマガを少し読めば、どんなに平和ボケの人でも、「嗚呼、アメリカで内戦があるかもしれない」と考え直すでしょう。
もちろん、「100%起こる」とはいいません。
私自身、日本の同盟国アメリカで内戦が起きることは望みません。
ですが、「可能性があるよ」と言っているのです。
では、アメリカ内戦が勃発するシナリオとはどのようなものなのでしょうか?
これ、少し考えれば誰でもわかります。
2020年の大統領選で、バイデンが勝ち、トランプが負けました。
しかし、トランプは、「選挙では大規模な不正が行われた。本当に勝ったのは私だ」と主張した。
もちろん、不正があった可能性を完全に否定することはできません。
問題は、この「勝った負けた論争」「不正があったなかった論争」が、2021年1月6日のアメリカ議会襲撃事件に発展してしまったことです。
こういう前例があるため、今回起こり得るシナリオをイメージすることは簡単なのです。
1、2024年11月の選挙でハリスが勝利。
2、トランプは前回同様、「今回の選挙では大規模な不正が行われた。本当に勝利したのは私だ!この選挙結果を認めない!」と宣言。
3、アメリカ全土で、トランプ支持者の大規模デモが発生。
4、一部の地域で、暴動が発生。
ここまでは容易にイメージできます。
というのも、前回の大統領選挙後とまったく同じだからです。
問題はここからです。
5、トランプ支持者によって内戦が勃発する。
ここまで行くかどうかです。
はっきりはわかりませんし、起こらないことを願いますが、「内戦になる可能性はある」と言えるでしょう。
そして、アメリカでは、実際に「内戦シミュレーション」が行われている。
その内容が、なんと「NHK」でも放送されています。
教えてくれたのは、読者の上村さんです。
メールを転載させていただきます。
【転載ここから▼】
北野先生
お世話になっております。
上村です。
北野先生もご覧になったかもしれませんが、昨日NHKで放送された番組が興味深かったです。
次週は後編です。
ドキュランドへようこそ
▽米議会襲撃 シミュレーション 緊迫の6時間 前編
9/6(金) 午後11:00-午後11:50
配信期限 : 9/13(金) 午後11:48 まで↓⇒現在は配信停止です
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024090623192?e-param=Q7P44L816M
2024年大統領選の結果を受けて再び議事堂が襲撃されたら、大統領と政府中枢はどう対応すべきか?
大規模な暴動を想定した、軍関係者や政治家による演習の記録。(前編)
演習は、2期目を迎えるホーサム大統領に僅差で負けたストリックランド候補の支持者数千人が軍人らの協力で議事堂を襲うという設定。
襲撃のニュース映像が流れ、警備にあたる州兵の一部が過激派だったと判明する。大統領は全米に広がる事態を収束させることができるのか。現役の州知事や軍関係者が大統領、軍部、警察のトップなどの役割を演じ、演習はアドリブで進行する。
(前編)原題:WAR GAME(アメリカ 2024年)〉
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現在、「NHK+」で見ることができませんが、
アメリカの現状、現実がわかるすばらしい内容でした。
---owari---
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