指導者の条件とは何であるかという観点より、「人生の王道論」を語ってみたいと思います。
指導者の条件ともいいうる、この「人生の王道論」は、およそ、この地上に生を享けて生きていく人間であるならば、指導者として生きていかんとする人間であるならば、必ずやそれを通過していかねばならない関門なのです。この道を通らずして、真に人びとの上に立ち、多くの人びとを導いていくことは難しいのです。
すなわち、いままでに、天上界の四次元、五次元、あるいは六次元に入るかどうかという人たちにとっての、天国的なる生き方への道を示しましたが、この「人生の王道論」は、最低、六次元光明界上段階から七次元菩薩界、そして八次元如来界へと魂の修行を進めていく人たちにとって、どうしても学ばなければならないことなのです。
なぜなら、私たちがよく阿羅漢(あらかん)という言葉で語っている、優れた人たちが数多く住んでいる六次元光明界上段階の心境からこそ、真の意味でのリーダー、指導者というものが、その姿を現してくるからです。
では、真なる指導者とは、いったいいかなる指導者でしょうか。もちろん、それは、この世的にも指導的立場に立つということは、当然ありえるでしょう。しかし、ここでいう指導者の条件とは、単にこの世的なる地位のみをいうのではなく、あくまでも、我らが語っている仏法真理の世界においても、十二分に通用する指導者の条件でなくてはならないわけです。
---owari---
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