このゆびと~まれ!

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「他人(ひと)の幸せを考えられる人間」を数多く生み出せる社会を

2017年11月19日 | 人生

個人としての努力によって、よりよく生きることはできますが、やはり、景気等による会社の状況など、自分自身の自由にできない部分はあるでしょう。国の経済運営、政治運営の間違いによっては、北朝鮮のような国が出かねませんし、日本も、いつ同じようになるか分かりません。

 

そういう部分については、大勢の力を通して、私たちの真なる自由を行使できる国体、すなわち、「自分も自由に生きられ、周りの人も幸福になれるような生き方」を選べる国の体制をつかみ取るべきだと思います。

 

したがって、常に、その方向に羅針盤を示し、「こちらに進んだほうがよい」と言い続けることが大事です。数合わせをし、自分たちの法案を通すことばかりを考えている政党もありますが、それより先に大事なものがあるのではないでしょうか。

 

大勢の人たちが、「この日本の国に生まれて、そして、生きていけてよかった」と思う社会、また、この国を通すことによって、魂的にも進化し、何よりも、「自分の幸せよりも、他の人々の幸せを考えられるような人間」を数多く生み出せる社会が、実は、本当のユートピア社会なのです。

 

若いうちには、勉強したりして、「自分をつくる」「自分を磨く」という意味での利己的な部分はあるでしょうが、やはり、大人になってからあとは、「世のため、人のために生きるのが、どれほど大事なことか」ということを真顔で話せる社会でなければいけません。「心を黒くしてやれば出世できる」などというのは絶対、駄目なのです。

 

そして、人に愛を与えて生きなければいけないのですが、その愛が、「執着の愛」や「奪う愛」ばかりになっているようなら、これもまた駄目なのです。他人から奪い取ることばかりを考えるのではなく、「自分自身が、人に愛を与える存在」になっていきましょう。

 

そういう人が増えていけば、世の中に光が灯っていく状態になります。

今、「自分は偉くなっていると思うのに、苦しくてしかたがない」と感じる方がいたら、自分の心を見つめ直してください。「利他の心で生きよう」と思っていたのに、いつの間にか、他人の愛を奪い、執着に生きているのではないでしょうか。この点を、もう一度、よくよく考えてほしいのです。そして、本来の人生の使命に目覚めて、生きていこうではありませんか。

 

---owari---

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