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中国諜報ナンバー2、アメリカ亡命の意味

2021年07月14日 | 政治・経済
今日も国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。

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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。

本当だとすると、かなり面白い情報がでています。
<中国情報当局ナンバー2が米亡命か 新型コロナ起源の証拠提供も
NEWSポストセブン 6/27(日) 7:05配信

中国の情報機関である中国国家安全部の董経緯(ドンジンウェイ)副部長(ナンバー2の次官に相当)が今年2月、アメリカに亡命を申請したとの情報が、米国などの複数のメディアによって報じられている。

董氏は、米カリフォルニア州の大学に留学中の娘に会うとの名目で、香港経由で米国に入国、その直後に米軍の情報機関である米国防情報局(DIA)の幹部と接触したという。
これが事実とすれば、「米国に亡命した政府高官としては最高位の閣僚クラスの人物」となる。>

「情報機関ナンバー2」がアメリカに亡命!?
事実だとすれば、すごいことです。
彼は、習近平や中国共産党の「秘密」をマルっと全部知っている。

特に気になるのは、
【新型コロナウイルスの真実】
ですよね。

そういえばバイデンさん。
就任早々、「チャイナウイルス」という用語の使用を禁止しました。
それで、「バイデンは、この件で中国バッシングするのを止めるのかな」と思われた。
ところが最近、「武漢流出説」を調査するよう、情報機関に指示した。

「いったい何が起こったのだろう?」と不思議でした。
「この亡命に関係ある」という説がでています。

<董氏の米国亡命説を初めて報じたのは、米国の保守系ニュース解説サイト「レッドスター」で、董氏は新型コロナウイルスが中国人民解放軍の化学兵器として、武漢ウイルス研究所で開発された証拠を携えていると伝えた。 

董氏のもたらした情報によって、バイデン米大統領は新型コロナウイルスが武漢の研究所から流出したのかどうかを詳しく調べるように、米中央情報局(CIA)などの米情報機関に指示したという。>(同上)

なるほど~。
これが事実だとすると、バイデンの言動の変化が、すっきり理解できる気がします。

もう一つ、とても重要な情報があります。
そう、「アメリカで活動している、中国スパイの名前」です。

<米国の諜報業界のニュースレター「スパイトーク」も米情報機関の内部情報として、董氏は
「中国共産党政権に情報を提供する米国民のリスト、米国で就職し、あるいは大学で勉強する中国人スパイのリスト、米ビジネスマンと公務員が中国当局から受け取った金品の記録などを提供した」と報じている。>(同上)

これが本当なら、これから
・アメリカに住む中国人スパイ
・中国スパイになったアメリカ人
が大量に捕まるかもしれません。

また、「ウイグル問題の真実」も明らかになる可能性があります。

注目していきましょう。

---owari---
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