家庭のなかで不和が起きるときは、ほとんど九十九パーセント、悪霊の作用があります。
もちろん、この世的に考えて合理的な理由も多々あるわけですが、その背後には必ず悪霊の作用があります。
したがって、夫婦不和、夫婦げんか、離婚騒動が起きるときには、一度、踏みとどまって、「これは、ほんとうに自分の考えなのかどうか」と、よく考えていただきたいのです。
他の人が悪く見えるときには、自分に悪霊が入っていることが多いのです。「周りがみんな悪人だと思えるほどの悪人はいない」という言葉がありますが、そのとおりなのです。
家庭でも、他の人が悪く見えるときは、自分自身が悪いことのほうが多いのです。
それゆえ、その考え方が自分自身のものなのか、それとも、他の世界のもの、はっきり言えば、憑依している悪霊から来ているものなのかを、よく考えていただきたいのです。
<チェックしよう!こんな時は「悪霊の作用」が働いている>
□ 相手がものすごく悪く見えてくる。
□ どう考えても相手が悪いと思えるような状況が幾らでも出てくる。
□ 「相手こそ悪霊が入っているに違いない」と思う。
□ きのうまで仲よくしていたのに、相手に対する考え方がコロッと変わってしまう。
□ 相手の、結婚してからの欠点、あるいは、結婚する前から気がついていた欠点まで振り返り、「だから、この結婚は間違っていたのではないか」と思えるようなことをたくさん思い出して、それを合理化したくなる。
□ 「あのときも、あのときも、あのときも、あなたはこうだった」、あるいは、「おまえはこうだった」と、ふだんは忘れているようなことまで思い出す。
□ 相手本人だけでなくて、その実家の問題などにも思いが行く。
□ 「きょうだいが悪い」「友人が悪い」「会社が悪い」というように、相手の全部を否定したくなる。
□ 「ああ、この結婚は間違いだった。前世の縁がなかったのに、間違った結婚をした」と考えるようになる。
□ 浮気や三角関係などを引き起こす。
□ 親子、嫁姑などの関係で、あまりにも醜い争いが続く。
奥さんかご主人のどちらか片方だけに悪霊が入っていた場合でも、悪霊の入ったほうが相手を責めさいなんでいると、相手側にも悪霊が入ってきます。そして、両方に悪霊が入ってけんかをしはじめると、もうどうしようもなくなっていくのです。あとで気がついてみると、「なんで、あんなことで、ああなったのかな」と思うのですが、たいてい霊的な作用が働いているのです。
要するに、本人が持っている執着や煩悩、あるいは、人を裁く心、悪を見る心、こうしたところに悪霊が感応してきて、その考え方を増幅させていくのです。
そうなると、自分が自分でなくなるのです。
『他の人が悪く見えるときには、自分に悪霊が入っていることが多い』(仏法真理)
---owari---
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