このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

「厚かましい人」とは、どう付き合えばいい?

2017年10月25日 | 人生

人との付き合い方で、もう一つ難しいのは、「相手の侵入をどこまで許すかと」いうことです。

 

心の扉を開くと、入ってくる。こちらが一歩下がると、また一歩入ってくる。このように、どんどん入り込んでくる人がいるのです。このタイプの友達に困っている人はかなり多いと思います。

 

これは、友達付き合いを始めたが最後、家のなかに上がり、お米の数まで数えてしまいそうなタイプです。

 

一言で言うと厚かましいわけですが、こうしたタイプであるため、他の人から疎まれる人もいるのです。

 

したがって、「オール・オア・ナッシング」、つまり、「友人なら全部受け入れ、友人でなければまったく受け入れない」という考え方をとるのではなく、距離のとり方を常に考えておく必要があります。

 

「親しくとも、ここまで」という距離の取り方があるのです。

一定の距離をとっておくと、長く付き合えるのですが、その距離が短すぎると、お互いに干渉し合って、長く付き合えなくなることがあるので、距離のとり方を大事にすることです。

 

この辺を間違えると、相手にどんどん入ってこられて、嫌になり、パシッと切ってしまうことになります。

 

そうすると、相手は、「あれほど自分に好意的だったのに、手のひらを返すような反応をされた。納得がいかない」と考えます。

 

こうしたタイプの人は、「自分が入りすぎた」ということが、なかなか分からないので、最初から少し距離をとっておいてあげることです。

 

余談ですが、世間には、「一緒に歩いている男女を後ろから見て、その距離を測れば、どういう関係かが分かる。50センチ以上離れているかいないかで違う」という説があります。

 

その真偽のほどは分かりませんが、相手によっては、空間的な距離だけでなく、心理的な距離をとることが必要なのです。

 

心の部分においても、少し距離をとったほうがよいのです。

心理的な距離のとり方が上手だと、いろいろな人と付き合えるようになります。

 

ところが、たいていの場合は、深く付き合いすぎるか、まったく付き合わないかのどちらかになって、相手から学ぶものが少なくなっているのです。

 

『「親しくとも、ここまで」という距離のとり方がある』(仏法真理)

 

---owari---

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「どうも肌が合わない人」へ... | トップ | 「精一杯やったけど、約束を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人生」カテゴリの最新記事