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「どうも肌が合わない人」への上手な接し方とは?

2017年10月24日 | 人生

自分を評価してくれない人や、自分にとって気に入らない人が、出てくることもあるでしょう。

しかし、そうした人を、全部、駄目だと思わないようにし、気に入らない場合であれば、その人のどこが気に入らないのかを分析することが大事です。

 

「この部分はどうも肌が合わない。自分としては受け入れがたい」と感じたとしても、他の部分を見て、「この人にも、よいところはある。こうしたところはよい」と思っていると、その思いは相手に伝わります。

 

相手は、「自分は全面的に否定されているのではない。この人は、自分のこの部分を嫌っているが、他のところはよく思ってくれている」と感じるのです。

 

すると、相手の人は自分を変えようとしはじめます。

 

「この人と話すときは、ここを控えればよいのだな」ということが分かるので、相手が変わってきて、そのよいところが出てくるようになるのです。

 

これは、知らず知らずのうちに、相手の変革を促していることになります。

「この人にも、よいところはある」という見方をすることによって、相手を変えうるのです。

 

しかし、「嫌いだ」と拒否してしまえば、取りつく島がなく、どうしようもありません。

 

完全拒否しないことが大事なのです。

 

女性は、この部分が上手です。

たとえば、結婚を申し込まれると、「友達としては好きなのよ」などと言って、濁してしまいます。こうした逃げ方など、とても上手です。

 

こうした言葉を男性はなかなか言えませんが、女性はサラッと言います。

「よく言えるな」とも思いますが、こうした高等技術は盗まなければいけません。

 

結婚を断りながら、なぜ「友達としては好きだ」と言うのかといえば、敵をつくるのが嫌なのだろうと思います。自分を攻撃しそうな人ができるのが、女性は本能的に嫌なのです。

 

結婚相手は一人だけですが、結婚相手以外の男性を敵に回す気にはなりません。

そのため、笑顔で防波堤をつくっておくのです。

 

男性は、この技術が、それほど上手ではありませんが、女性の技法を少しまねて、「親友ではないが、友達だ」という付き合い方をすることも必要でしょう。

 

『気に入らない人を、全部、駄目だと思わない。「この人にも、よいところはある」という見方をする』(仏法真理)

 

---owari---

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