(人生に勝つポイント)
1.高学歴の母親は、子供に期待をかけすぎて、子供が早く燃え尽きてしまうことがある。
2.人には「伸びるべきとき」がある。小中学校時代にピークが来ると、そのあと下がっていく傾向がある。
3.成人してからあとは「親の力」ではなく「個人の力」によるので、親は子供が大人になってから困らないようにしてあげることが大事。
4.一流どころの男性は、「自分がお仕えしなくてはならない女性」とは結婚したがらないことが多い。
5.女性が「仕事」と「家庭」を両立させたいならば、そこそこのところで満足したり、譲ったりしなければならない。
6.親と子は魂が別なので、あまりに期待をかけすぎるのは問題。親のせいや他人のせいにする子供とは、ほどほどに付き合うほうがよい。
7.「平凡であることの幸福もあるのだ」と知らなくてはいけない。
8.そのときそのときの自分のベストの判断をし、運命の流れができたときには、それに乗ってみることが大事。
(むすび)
人間の成功のためには、学校の成績よりも大切なものがたくさんある。それは、誠実さであったり、熱意であったり、正義感であったり、挫折から立ち上がってくる力であったり、常に新しいものに関心を持ち続けていくことであったりする。
六十年以上の歳月を生きてきて、人生とはつくづく「フェア」に設計されており、人々の幸福のために尽くした人は、必ずいつの日か世間から認められるようになると信じることができるようになった。
苦難は努力という代償を払うことで、幸福へとその姿を変じてくるのだ。
人生に勝つための方程式とは、考え方の習慣、行動の習慣に潜んでいるものだ。平凡は非凡に変じ、悲しみが喜びに転換する瞬間を、あなたにも味わってもらいたいと思う。
「人生に勝つとは」とは結局「人間として成長する」ということなのである。
---owari---
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