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霊的世界の真実⑩(死後、天国に還るには、どうしたらよいのか?)

2018年07月06日 | 霊界

(常に笑顔で生活すること)

一般的には、天国は光り輝く世界だと言われています。常楽の世界とも言われ、常夏の世界、喜びの世界と言われることもあります。こうした天国の実態を、この世の世界に近づけて説明するならば、「仲の良い人たちが集って、とても楽しく語り合っている」というのが天国の姿だと言ってよいでしょう。

 

天国に住む人たちの特徴を、一言で言えば、天真爛漫(てんしんらんまん)だということです。

飾り気がなく、生地のままで美しい心、そうした天真爛漫な心を持っていることが、天国の住人の条件なのです。

 

また、「他の人に対して優しくしよう」という気持ちがあります。そして、「自分自身に対しても、いつも、よいことをしていこう」という気持ちがあるのです。こうした発想の原点には、「他人に迷惑をかけず、周りに喜びを振りまきたい」という気持ちがあります。

 

天国に住むための条件を簡単に言い換えるならば、「常に笑顔で生活できる人」ということになります。しかも、それは飾りの笑顔ではなく、本心から出る笑顔でなければなりません。これが天国に住む条件なのです。

 

したがって、「自らを振り返っても、自分のどこが悪いのかが分からない」という人は、「自分の肩書や地位、名声を取り去ったとき、素直な笑顔を持って生きていけるかどうか」ということを、心を裸にして考えてみるとよいのです。

 

(多くの人々を愛し、多くの人々に好かれること)

もう一つの目安は、非常に簡単なことですが、「多くの人に嫌われて生きたような人は天国にはいない」ということです。天国には人に好かれるような人たちがいるのです。

 

人に好かれるような人というのは、結局、多くの人を好いてきた人なのです。多くの人を好きな人は、やはり人に好かれます。そうした法則があるのです。

 

したがって、自分は天国に還りたいと思うならば、笑顔を絶やさず、素直な心で生き、多くの人に好かれ、多くの人を愛することができる人物になればよいのです。ここまで行かなければ天国の門は開かないと言ってよいでしょう。

 

これは、「その人がいると居心地が悪いと思われるような人は、天国には住めない」ということでもあるのです。

 

(ガラス張りの心で生きよう)

天国は相手の心がガラス張りのように分かる世界です。

それゆえ、悪しきことを心に思っていては、天国で生きていくことができません。羊のごとく共に草を食むことはできないのです。

 

天国の実態を別の角度から話すとすれば、「ガラス張りの心、つまり、外から心の内をのぞかれても、まったく恥ずかしくない心で生活している人は、間違いなく天国に行く」ということです。

 

逆に、心のなかに、臭いもの、汚いもの、悪いものを詰め込んでいる人は、その臭気が立つがゆえに、天国で生活することはできないのです。

 

したがって、自分の考えていることを公然とさらされても、まったく恥ずかしくないかどうか、よく考えていただきたいのです。いろいろなところを隠さなければ生きていけないような人は、「天国は遠い」と思ってよいでしょう。

 

結局、人間の理想は、赤裸々に生き、天真爛漫に生き、ありのままに生きて、自分も他人も、それを「素晴らしい」と思うような生き方にあります。天国に生きることは決して難しいことではなく、ただそれだけのことなのです。

 

---owari---

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