このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

第二の人生の暮らし方

2015年12月16日 | 人生

新赤坂クリニック名誉院長・松木康夫先生のお話です。
第二の人生は「家庭をオアシスにしよう」というお話です。

長寿になっても、攻めと守りの健康法をやっても、意外と不健康、老化しちゃった人がいます。見てみると全部、家庭がオアシスでない人です。余生における家庭の状態が心理的に占める役割は非常に大きい。

人間が死を迎える時に、その表情は2つの型がある。
一つはもう本当に満足しきって、ニコニコ笑いながら亡くなっていく。
もう一つは、悔しがって、苦しくて、未練がたくさんあって亡くなる。

これは生前のその人の地位だとか、財産とか関係ないんです。
ものすごい貧乏な人が家族に見守られて、おばあちゃんがニコニコ笑いながら亡くなる。

結局はどういうことかというと、この「第二の人生」をいかに黄金に暮らしたかという人がいい死に方をするということなんです。

では、どうすれば「黄金の人生」か。先生はこの3つをやって頂きたいとおっしゃっています。
1番は「長寿者」になる
2番は「家庭をオアシスにする」
3番は「小さな哲学を持つ」
これが大事なんだなとおっしゃいました。

結局、夫婦は2人で始まり、2人で終わる究極のパートナー、黄金の人生をつくる最高の、かつ不可欠のパートナーです。

第二の人生は、お互いがお互いのオアシスであることを発見、確認する時間の旅であるということ。
第一の人生でお互いに力の限り働いた2人がやっと新婚時代、恋愛時代に戻って、そして協力して黄金の第二の人生をつくるんだ。

これが「家庭をオアシスにする」ということです。
この第二の人生の時にこそ家庭がオアシスであることが大切だと思います。

私は毎日神仏に感謝して生きること、何事も喜んで生きること(足るということを知ること)、
人様のために尽くそうと生きること、つまり、感謝する、喜ぶ、尽くす(布施する)ことも大切なのではと思っています。

---owari---

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