メガロポリス東京とは、東京を中心として神奈川、千葉、埼玉を含めた経済圏を指す都市群のことです。
旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が行った世界の主要40都市に訪問した7万5000人の旅行者を対象にした調査で、東京が「旅行者満足度で世界一の都市」に選ばれました(2012年)
「街の清潔さ」や「治安」「公共交通機関」など10項目で採点した結果、2位のシンガポール、3位のミュンヘン(ドイツ)を抑え、東京が1位に輝きました。
各項目の東京の評価は以下の通りです。
1:地元の人たちは親切だったか? 2位
2:タクシーの運転手は親切だったか? 1位
3:タクシーのサービスの総合的な評価は? 1位
4:街中は清潔だったか? 1位
5:街中での移動のしやすさは? 7位
⇒交通機関が多すぎて、他の都市に比べるとかなり難しいという評価と"地下鉄"とJRの乗り換えが複雑だというご意見がありました。
6:公共交通機関の評価は? 1位
7:コストパフォーマンスは? 26位
⇒外国人はずっと買い物している。東京で食べて買い物していれば、すぐにお金がなくなる。
香港旅行2ヶ月半で使ったお金と同じ金額を、東京/横浜だと1週間で使う。
8:ショッピングの満足度は? 5位
9:行く前に期待した以上だったか? 10位
10:安全と感じたか? 1位
旅行者のコメントは以下の通り
・日本に行った旅行者が一番感銘を受けるのは、その綺麗さと親切な人々だろうね。日本のどこに行ってもそれは変わらないんだよ。
・実際に目にした日本は、俺の想像を超えてたよ。
・俺のお気に入りはトウキョウだ。日本全体が好きだけどね。
・日本はどこでも鉄道が走ってるから、移動が簡単なんだよ。大げさでもなんでもなく電車でどこでも行けるって感じ。
・電車の本数の多さと時間の正確さにはぶったまげたね。
・初めてトウキョウを旅行した時の写真を見せると、友達はみんな、「なんて清潔な街なんだ」ってコメントしてくれたよ。
・トウキョウもキョウトも、究極的に素晴らしい都市だよ。
総じて、東京の街の清潔感や治安、それから公共交通機関の正確さと人々との親切さは世界から大変評価されています。
東京は世界で最初のポストモダン都市といわれ、東京駅丸の内駅舎のように当時の建築が博物館並みに保たれている。でもそれ以上に清潔さこそが、多様な外観や雰囲気、質感やスタイルを持つ建築物が混在する街に美しい統一感を与えていると言われています。
西新宿の超高層ビルから渋谷の「のんべい横町」の飲み屋、下北沢のおしゃれなブティックまで、何もかもが清潔で整然としているのです。東京の街を本当の意味で一つにまとめているのは清潔さではないでしょうか。
東京は自信を持ってお薦め出来る世界有数のメガロポリスです。高度にミックスした食文化とサブカルチャーを体験できる未来都市。東京そのものが世界規模のテーマパークではないでしょうか。
実は東京はかなり凄い都市なのです。
東京は「観光」だけではなく、他にも色々と突き抜けていました…。
世界各都市の2008年GDPランキングによると、2008年のGDP1位は東京圏。2025年の予測でも、東京圏は世界の名だたる都市を抑えて、世界第1位のGDPになります。
この東京圏というのは東京を中心として、神奈川、千葉、埼玉を含めた経済圏のことを指しています。
東京圏の経済規模だけで新興国で急成長を遂げているブラジルやインド1国に匹敵するのです。オーストラリアや韓国1国よりもでかい経済規模なのです。
東京近辺だけでこれって……不景気とか言われてるけど、実はこんなに凄いんですね。
人口という面において、東京は50年近く世界最大規模の都市であり続け、2位以下の都市とも大差をつけ続けています。この人口の多さが経済規模の大きさに繋がっているようです。
*2位 ジャカルタ(インドネシア)、3位 デリー (インド)、上海は6位、ニューヨーク9位。
そして、実はクリエイティブな面でも世界一なのです。
米Adobe Systemsが行った創造性に関する調査によると、「最もクリエイティブな都市」は東京
「最もクリエイティブな国」でも日本は1位に輝いています
日本、特に東京にはクリエイティブなものが多く存在します。海外のアーティストはこぞって原宿に来たがりますし、渋谷は今でも若者文化の中心地。東京がクリエイティブな都市No.1に輝くのも納得が出来るのです。
2010年、ミシュランの評価の最高となる三つ星を獲得したレストランの多さは、東京が世界で一番多く、14店舗が三ツ星に認定されている(第2位はパリで10店舗)。
1つ星以上の星の累計でもパリの倍以上を獲得して世界最多となり、ミシュランガイド総責任者ジャン=リュック・ナレも含め世界を驚かせたのでした。ナレは「東京は、世界一の美食の町である」と言ったのです。
これら世界から高い評価を受けていながら、当の日本人は自らを「クリエイティブだ」と考えている人は19%にとどまり、ダントツの最下位なのです。自己評価の低さも世界一のようです……。
先日もインターネットテレビを見ていましたら、日本に対する若者の評価は、経済については「経済大国」かも知れないが、文化面ではやや低い方だと述べていました。
そうすると、コメンテーターのケントギルバードさんが、日本はまぎれもなく、「経済大国」であり「文化大国」であると言われました。日本の若者に、「自信と誇りを持ちましょう」と諭されていたのです。
これら世界からの高い評価について、威張る必要はありませんが正しい認識を持つべきです。
若い人に伝わっていないということは教育機関やメディアが正しい事実を伝えていないと思っています。 正しい認識を持つことによって、次に正しい行動がとれるのだと思うのです。
---owari---
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