自分の価値に従うと、幸せになります

（第四章 仕事と学びをうつす鏡 ③）

あなたは人目が気になって、自分を抑えていませんか？　私たちは、周囲に認めて貰いたい、喜んで貰いたいという気持ちを持っていますので、周りに合わせようとするのは自然なことです。しかし、周囲に気に入られたという理由で、自分を変える必要はありません。

本当の自分と違う人間になろうとすると、幸せにはなれないのです。本当の意味で、あなたがあなた以外の人に喜びをもたらすのは、誰かを幸せにすることに懸命になっているときではなく、自分を大切にしているときなのです。

もちろん、人目をまったく気にするなと言っているのではありません。あなたが心のバランスにおいて周りを気にする気持ちが強いと、あなたではなく、誰かの人生の真似で生きることになるかもしれないということです。

周囲の人たちに価値基準を置くのではなく、あなたの本当の気持ちに従って判断することです。特に、あなたが正しいと思えないことをさせようとする人には、はっきりとNOという必要があります。怒らせたくない、その人に気に入られたいという誘惑に駆られるかもしれませんが、責めるのではなく、あなたの気持ちを穏やかに主張していけば、トラブルになることはめったにないのです。

（平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載）

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