人間の体をレンタル品と考えた場合、人間の総資産価値を100億円として、寿命を80年と試算すれば、一日生きれば、約34万円のレンタル料となります。毎日、生きていることは、34万円の価値があるとも言えます。
人体は世界最高の乗り物です。高級車ベンツよりも、レクサスよりも、格段に高いですが、乗り心地や操作性は抜群だと思っています。
そもそも人間の体が100億円で造れるのかというと、現在の医科学では造れません。
例えば、目の機能ですが80歳まで手入れなしで、部品交換なしで使用できるテレビカメラは造れないでしょう。人間には白内障や緑内障などの目の病気もありますが、健康であれば画像の色ずれなしで、自動焦点機能ありで、長寿命で画像を見ることができます。
テレビカメラの設計はどんなに努力しても、人間の目のサイズまで小さくすることは困難です。
それから、五臓六腑や他器官のはたらき、2000種類以上のホルモンや酵素の生成など、人体は多岐に渡って奇跡的な営みを毎日行っています。
1種類のホルモンを造るのに、化学工場が必要で医薬品の場合は最低でも1億円以上かかります。
これらの臓器や器官を資産価値で表すことは困難ですが、それでも、あえて、資産価値を算出すれば最低でも100億円以上になると考えます。
私たちは100億円以上ある資産を毎日、無料で使わせて頂いているのです。
体は親からもらったもので、無料は当たり前だと言われるかもしれません。
私は人体のような複雑で精巧な体は神仏が創られたものだと思っています。そして、神仏から私たちの心に、魂にお借りしたのもであると信じています。
また、毎日、食べている食材は自然が与えてくれた恵みであり、これも神仏の恵みです。
地球というワンダーランドの中で、日本は、特に素晴らしい環境を与えられています。
素晴らしい気候風土、伝統、文化、景観、農産物、食べ物、お祭り、科学技術、人材、マナー、思いやりなど沢山あります。伝統・文化があり、最新の技術力が融合する立派な社会が存在する国だと思っています。
---owari---
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