(日本のマスコミは外国マスコミの追随をやめるべき)
日本のマスコミは、アメリカやイギリス、ロシア、韓国であろうと、中国や北朝鮮であろうと、外国のマスコミが言っていることは、そのまま正義であるかのように捉(とら)え、「外国のマスコミが言っているから、そのとおりです」というような報道の仕方をしていますが、こういう態度は「腰抜け」といいます。はっきり言って、恥ずかしことです。
まずはディベートに持ち込まなければいけません。やはり、こちらの主張を述べて言論を戦わせなければいけないのです。国益をまったく無視するのであれば、国の崩壊や滅亡を招いているとしか言いようがありません。
マスコミは「国が滅びるぞ」と言い続けているようなものです。「いずれ外国が攻めてきて日本は滅び、“バビロン捕囚”が起きて、日本人はみな奴隷になるであろう」というような予言は、当たっても全然うれしくありません。
外国から攻められないように毅然としていなければいけません。相手の国に「悪は犯させない」と言わなければいけない時代に入ったのです。
そして、こういう考え方をすることが、「リーダーとして責任を持つ」ということなのです。
同じように、企業のトップには、社員に対する責任が当然あります。ゆえに、数千人から数万人の社員を抱えている企業のトップであれば、危機のときには戦って、勝ち残らなくてはいけません。断じて、負け組に入ってはいけないです。
トップは、「変えるべきところは変え、努力するべきところは努力し、見事に競争に打ち勝って、生き延びる」という強い遺伝子を、組織の内部につくっていく必要があります。
――この章は終わりです。
---owari---
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