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国家としての「繁栄の目標」を持て(後編)

2023年04月26日 | 日本
(原状復帰をよしとせず、さらなる繁栄を目指そう)
日本国民は、すでに大きな損失を経験しています。
小泉政権のとき、日経平均株価は16000円から17000円ほどありましたが、2012年7月には、一時、8500円を切りました。これは、「株を持っている個人や会社の資産が半分になった」ということを意味しています。国民の財産を減らしているわけです。

さらに悪いことに、消費税率が上がる前に電気代が上がりました。電力会社は、2012年の福島原発事故の影響により原発を停止したため、化石燃料を燃やす火力発電をより多く使っています。その結果、燃料費等が増大して赤字に転落したため、大幅な値上げを行ったわけです。

日本人は、「放射線によって直接死んだ人はいない」と誰かが言うと、それに憤慨するような国民ですが、一方では、省エネで熱中症になる人が増えて、一日に何百人もの人が病院に運び込まれ、そのうちの何人かが亡くなったとしても、そのことを一日で忘れる国民でもあります。「物事の大小が分からない」というのは非常に残念なことです。

今、日本が目指すべきことは、さらなる繁栄です。日本には、国家としての繁栄の目標が必要です。そして、その繁栄は、自国民が豊かになるだけではなく、同時に、国防にもなり、世界に正義を発信するための力にもなるのです。そのことを肝に銘じていただきたいと思います。

過去を振り返って、原状に復帰することをよしとするのではなく、未来をさらに発展させていきましょう。そうであってこそ、日本は世界を救うための力になれるのだと私は信じます。頑張ってまいりましょう。

私たちは、必ずや「新しい社会」を築くことができる。未来を創ろうとする、その心の力によって―――。(この章は終わりです)

---owari---
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