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霊的世界の真実⑳(天使は、ほんとうにいるのか?)

2018年08月30日 | 霊界

(天使は現実に存在する)

現代のいわゆる常識人たちは、天使という存在について、なかなか信じることができないだろうと思います。たとえ敬虔(けいけん)なクリスチャンであっても、天使という存在に対して。頭では信じていても、実感としては、そう簡単に信じることができないはずです。

 

キリスト教では、「父と子と精霊」ということが言われています。クリスチャンたちにとっては、「父なる神」は分かる気がしても、また、「子なるキリスト」も分かるにしても、「精霊たち」になると、よく分からないようです。

 

しかし、洋の東西を問わず、古今を通じて、天使的な存在と悪魔的な存在についての話があります。それは文明国であっても発展途上国であっても同じです。なぜかといえば、現にそうした存在があるからです。

 

(地上を去ったばかりの人を救う天使は何億人もいる)

天使とは、一言でいえば高級霊の総称です。

しかし、高級霊といっても、さまざまな段階があります。六次元光明界の上段階あたりから、天使といわれる存在がいるのです。いわゆる諸天善神です。その他、菩薩や如来の段階の人たちも天使といわれています。

 

天使のなかで、地上を去ったばかりの人たちを救う天使というのは、いわゆる第一段階の天使です。この第一段階の天使は、法を説くことよりも、人間の魂の現実的な救済のために働いています。

 

こうした天使は非常に数多くいます。この世を去ってあの世に行ったばかりの人たちを導いたり、その人たちを収容して、さまざまな教育をしたりしている天使、すなわち第一段階の天使は、何億人もいるのです。

 

しかも、宗教環境に合わせた天使が出てきて指導をします。キリスト教圏では、やはりキリスト教系の天使たちが、そうした指導をしています。また、仏教圏では、仏教系の諸菩薩が指導をしていることが非常に多いのです。つまり、指導を受ける者が信じやすいような姿で出てくるのです。

 

(天使は、この世に生まれてくることもある)

しかし、天使たちは、あの世にだけ存在しているのではありません。彼らの多くは、数百年から千年ぐらいの周期で、地上に生まれ変わってきています。

 

なぜ彼らはそうしたことをするのでしょうか。「地上での自分自身の魂修行」という目的もあれば、「地上を浄化する」という目的もあります。しかし、それだけではなく、人間としての感覚を忘れないためにも、彼らは、時折、地上に出てくるのです。

 

天使として、あの世にあまり長くいると、地上の人間の考え方、心の持ち方が理解できなくなってしまうので、天使たちがよりよき教育者となるためには、自らも地上の感覚を身につける必要があるのです。

 

そうした必要から、天使たちも地上に生まれてきます。そして、地上的な感覚を身につけることによって、*対機説法ができるようになり、より多くの人たちを導けるようになるのです。

 

*対機説法:教えを聞く人の能力・素質にふさわしく法を説くこと。

 

---owari---

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