(老人から若いもんに向けた14の教え)
この頃の若いもんはけしからんと、エジプトのピラミッドの中にも刻んであるそうだが、
それを、老人の愚痴は何千年も前から一緒だと短絡的に考えてはならぬ。
若いもんは物事を知らぬ
若いもんは礼儀を知らぬ
若いもんはエゴイストが多い
若いもんには知恵がない
若いもんはすぐに努力を放棄して人のせい環境のせいにする
若いもんは老人をバカにして尊敬しない
若いもんは時間の大切さを知らない
若いもんは自制心、忍耐力が足りない
若いもんはすぐに嫉妬し、かつすぐに天狗になる
若いもんは親孝行や先祖供養の心が足りない
若いもんは総じて感謝の心がない
若いもんは権利ばかり主張して、義務や責任を感じてない
若いもんは社会への不平不満ばかり言う
若いもんは清愛と性愛の区別がつかない
このぐらい言うとすっきりするな
全部に反論できる人がいれば言ってみよ
そしてその人が老人に認定される頃、
この14の教えに全部賛同できないというなら、その名を名乗れ
あなたは聖人君子のはずだ
世間にあなたの名が知られてないようなら
あなたはただの嘘つきのはずだ
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(大人になるということ)
若い頃、頭が切れるなとか、鋭いなと思って
期待していたのに30歳を過ぎると凡庸になったり、
40歳にもなると周りの人から嫌われて徳が発生せず、
リーダーにもなれない人が目につくようになってきた。
日々の経験の中から人間として大切なことを
学び取っていく努力を軽視しているのではないか。
また、凡事徹底の中に見えてくる光が
わからなくなっているのではなかろうか。
失敗を認めないことが
即成功なのではない。
成功の中にも
謙虚な努力の余地を認め、
失敗の中に明日の活路を見いだす人こそ、
年齢に関わらず、大人になっていく人なのである
---owari---
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