九州での旅のルートは、ざっと、こんな感じだ。ただし、別府まで。福岡県には入らない。別府からフェリーで愛媛に渡る・・・
沖縄から24時間強フェリーに乗って、4月22日朝、鹿児島に上陸、この日は霧島市内の宿までの34km、と一日の走行距離にしては、かなり短かめだ。
九州は、ほぼ10号線に沿って北上する。
初日、国分駐屯地、23日、霧島演習場の近くを通って都城市内に入るから、演習中の昔の仲間とバッタリ出会うかもしれない(笑)
そして、25日は航空自衛隊新田原基地の滑走路を横切るように地図上はなっているが、実際には、そんなコト出来るわけないので、どこかで迂回するのだろう(笑)
26日の宮崎は、青島太平洋マラソンで見慣れたコースを通り、27日には大分へ。そして、28日は別府からフェリーで四国に渡る。ただし、大分県と愛媛県は意外と近い。まる一日かかった沖縄~鹿児島と違って、たった3時間で着いてしまう。
3時間とは非常に中途半端な時間だ。寝るには短すぎるし、休憩にしては長すぎる。要するに「帯に短しタスキに長し」
この、船内での時間をどう過ごすかがポイントだ。
ちなみに、ビール飲みつつ足のケアをして・・・休み過ぎると再び上陸した際、すぐに走り出せないので陸地が見えだしたらボチボチ足を動かすのが得策かもしれない。って思ったら、乗船は朝の5時半、だからフェリー乗り場近くの宿を出てすぐ。なんでビールを飲む、というよりは、下船後、即、走るため、しっかり朝ごはんを船内でとるのが得策だ。
九州のルートは、こうして書くと10号線をひたすら北上する単純なルートのように思われがちだが、実は山が多い。それも、なかなかの高低差のある山である。
地図を見ると、ところどころ白い点々になっている・・・これは、現在の地図に昔の街道をトレースしたものであるが、トレースした際、現在の道に当てはまらない部分、を意味している。つまり、昔は道だったけど、今は道じゃないよね?って具合(一例が、先ほどの新田原基地の滑走路)
コレが町中ならいざ知らず、山間の白い点々は要注意だ。よ~く地図と現地を照らし合わせて進まないとコースアウトしてしまう。いや、そもそも道がないんだから、方向を見失わないよう、野生のカンで進むしかない?(笑)
こういう時、頼りになるのが磁石、ではなくて高圧線である。そう、だから今、私は返却間際になってドタバタと地図の高圧線に一目でわかるようマーカーで着色しているワケであります。
はてさて、九州道、どんな遭難劇?いや、どんなドラマが待ち受けているのか、楽しみですな。