へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

モトックス・ワールドワイン・フェスティバル

2017-02-25 09:11:11 | 飲むこと・食べること


 火曜日は、ホテル・ニューオータニ・フクオカで開催された「モトックス・ワールドワイン・フェスティバル」に行ってきました。

 のんべえウルトラマラソン女子のお誘いで、昨年も参加させていただきましたが、いやしい私たちは、ワインの試飲会にもかかわらず、グラスに少量だけつがれたワインを全て飲み干し、さらに他のワインをチェイサー代わりにして、たっぷり2時間居座りました。私は、おとなしく高速バスで帰りましたが、その後、他のメンバーは2次会へ。大変な平日の夜だったようです・・・

 その教訓から、私自身、「今年は、もっと美味しくお上品に飲む!」と決め、珍しく間に「水」のチェイサーを入れ、最後まで異なる味を堪能させていただきました。他のメンバーは、今年もいつの間にか2次会に乱入していましたが・・・


 写真は、このイベントで最も高額だったバルバレスコ1997・・・気づいた時には、「完売御礼」~

 ワインって、値段じゃないのよお~とはよく聞きますが、結果的に手元に残ったチェック用紙を見る限り、私が「美味しい」と感じてマークしたのは、どれも3000円、5000円のものでした。

 
 まず、最初に「のどを潤す」観点から、向かった先は「スパークリングワイン」のコーナー。最初に飲んだフランスの「ブルー・スパークリング」が一番美味しかった。珍しいイギリスのスパークリングが紹介されていたけど、少々、繊細さに欠ける?

 最初は白ワインを責めようと、各地の白を訪ね歩いて行きついたのが「アルザスの白」!

 ドイツワインの白の甘味に飽きてきただけに、かと言って「辛口の白」は、なんだか味気ない。もっと私にピッタリの白は無いのかしら?

 そう思っていた矢先、運命の出会いが「アルザスの白」でした・・・

 ドイツに近いフランスのアルザス地方は、ドイツワインの影響をかなり受けています。だから、通常の辛口の白ではもの足りない私を十分満足させる、白にしては「力強い」味、でした。ちなみに、ドイツはブドウ栽培の北限、と言われています。寒い土地の果物は、通常、「酸っぱい」そのままだと酸味の強すぎるワインが出来てしまうので、通常の製法とは異なり、発酵を途中で辞めてブドウ本来の糖分を残したまま製品にするので、甘くなるのだそうです。(決して、砂糖を入れているワケではないのよお~)

 さて、白の次は赤・・・赤と言えば、やっぱりフルボディ。王道はボルドーでしょ。でも、あえて王道を外して他の産地へ行きたくなる。まず試してみたのは、ギリシアだ。これは、スパルタスロンに参加した某女史もおすすめだ。私も、以前、地元の酒屋にあったギリシアワインを購入して飲んだことがあるが、かなり美味しかった。

 何年ぶりかで再会しギリシアワインは、やっぱり美味しかった。いつも、通販でお取り寄せしているボルドーの赤と違って、ちょっぴり古めかしい味?なんだかそこがまた素朴でいい・・・

 古めかしい、といえば、南イタリアの赤もそうだ。今年は、イタリアのカカト部分に当たる醸造所「カンティーネ・サン・マルツアーノ」から多数、出品されていた。ジョージ・クルーニーばりの醸造主?さんについでいただき、ツーショット!う~ん、「舌の滋養と目の保養」にバッチリ!10年寿命が延びたカンジ?(笑)

 ついでに、醸造所付近の様子をネットで見ると、左右を青い海、アドリア海と地中海?に挟まれた風光明媚な土地だった。行ってみたい。

 
 でも、もっとも私を驚かせたのは・・・なんと、ワインではなく日本酒だった。

 秋田県の「金紋秋田酒造(株)」の「熟成古酒・山吹ゴールド」・・・

 日本酒なのに、まず、注がれたグラスの中の液体は、ウィスキーのような「琥珀色」・・・シェリーのような、と書かれてあるとおりほんのり甘く、でも、スッキリしている。ハマった!何度も、このブースに足を運びました(笑)

 後でネットで調べてみると、なんと2014年に金メダルを獲得した1976年モノは、お値段9万円代で売られていました!

 待てよ、そもそも長期保存がきかない日本酒、熟成古酒、とは如何に?ましてや1976年モノ・・・??


 興味がそそられます。本日は、「ワイン」がテーマでしたので、この続きは、またの機会に・・・
コメント
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