へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

インドワインの・・・ひみつ

2017-02-27 09:03:10 | 飲むこと・食べること


 ひょんなコトから、インドワインを手に入れた。しかも、自宅から歩いて行ける距離に置いてあった・・・

 我が家は、福岡県のほぼ「中央」に位置する人口10万人ほどの都市。そうそう、前市長が賭け麻雀で訴追され、その後任者を決める選挙に行ってきたばかりである(笑)

 福岡市から北東に20数キロ、電車や高速バスで1時間弱、という距離は決して「福岡市のベッドタウン」とは呼べない。それでも、最近、駅周辺にはマンションが建ち並び、そして遂に、我が市初となるタワーマンションが建設された。

 それでも、若者の多くは、近隣の福岡市や北九州市周辺に働きに出ているらしく、平日の日中、町中で買い物&食事をしても、ほとんど若者の姿を見かけない。店を切り盛りする人の多くは、高齢者である。

 石炭が石油に代わる前のエネルギーだった時代、そう、筑豊炭田はまさに日本の近代化を支える「大黒柱」として活躍してきた。近代日本の経済発展を陰で支えてきた地方都市の存在を「前市長の賭け麻雀ネタ」で笑いをとるテレビ局に一発、モノ申したい。

 って、話がそれてしまったが・・・

 その町に、いつの間にかインドレストランができていた。入ってみると、インド人?いや、ネパール人かもしれない。最近は、福岡市内でも多いのだ。経営者は日本人だけど、従業員はネパール人、というパターンが。

 作ってくれるのは全てネパール人かもしれないインド人?(笑)

 注文してからパタパタと手でたたいて作るナンは格別に美味しい!

 そして、私の目を引いたのが・・・棚に並べられたインドワイン!

 残念ながら昼間だったのでその場で飲むワケにいかない。仕方が無く、フルボトルを1本、購入してみることにした。当然、店で客に出す価格だから、通常の酒屋で買うより高い。でも、仕方が無い。何処の酒屋にも置いていないのだから・・・

 結局、1本3000円で買ったフルボトルの赤は、ウルトラマラソン仲間のご自宅のパーティーで開けることにした。

 おそるおそる飲んでみる。別に、恐れるコトは無いのだが・・・まさか、カレーの味、なんてしないよね?(笑)

 カベルネ・ソーヴィニョンを用いた赤は、かなりしっかりした味で、酸味が弱く、濃い味わいは私好みだった。周りにも好評で、あっという間に無くなってしまった。


 あとで文献等で調べてみると・・・
 
 ブドウ栽培には暑すぎるインドだが、標高の高いデカン高原においては、それが可能なのだそうだ。実は、ポルトガルに支配されていた16世紀から、そしてイギリスの植民地だった19世紀において、インドでワインづくりが奨励された。が、ブドウに寄生する虫のおかげで、独立後は、ワインづくりも衰退し、再び脚光を浴びるようになったのは、つい最近のコトだそうだ。

 さらに驚くべきことには、欧州各国からもインドワインは注目を浴びているのだ。

 オーストラリア、ニュージーランドに始まり、南アフリカ、アルゼンチン、そしてチリに次ぐ「第三世界のワイン」はインド、かもしれない。

 だが、私が今、もっとも飲みたいワインは・・・実は、中国ワインである。

 中国でワイン?

 いや、だって「葡萄の美酒、夜光の杯・・・」で始まる漢詩があるように、中国の西部はブドウの産地である。美味しいワインができないハズがない。そう思ってネットで調べてみると・・・


 あった、あった・・・!しかも、フランスみたいに「シャトー」がある!!コイツは驚きだ。もっとも、「マネ」が大好きな中国のことだから、フランスのボルドーばりのモノを作り上げるなんてお手のモノ・・・なのかもしれない。

 代表する「チャンユー」という銘柄?は、1本8000円前後でネットで売られていた。

 いつか飲む機会があったら、次は中国ワインについて書いてみたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする