私としたことが、珍しく風邪をひいてしまいました。先週末、というか先月末から。
私の風邪は何処から?鼻からではなくて喉から・・・現役時代は、心身の疲れから口を開けて寝ると翌朝、喉の奥がむずかゆくなり、そのまま風邪になった。
もう、仕事から離れて心身の疲れに悩まされることは無いんで、このまま死ぬまで風邪ひかないんでないかい?って思ってたら、そんなコトはなかった。
実は、思い当たるフシがある。
銀行の預金通帳がどんどん目減りして、ある一定のラインに達する直前だった。さすがに呑気な私にも焦りが生じた。
そして、日曜日・・・予定していたズンバ・サークルの集客がゼロだった。実際は、1時間間違えて来てくれた人がいたのでゼロではないのだが、これはショックだった。というのも、事前に施設にチラシを置いて、受付のオジサンも「チラシ何人か持って行ってたヨ」って言ってくれてたから。
さらには4月から予定している日本縦断走り旅が始まる。参加費は3万円・・・コレって通常のマラソン大会からすると考えられないくらいの超安値だけど、実際にはコレに60日分の宿泊費、沖縄までの渡航費、帰りの根室からの航空運賃、さらにはランニングシューズ最大10足分・・・となると50~60万円はかかる。挙句の果てには旅の記録を本にして出版しようという目論見が控えている・・・
大丈夫か・・・?今まで自分を信じて来た「自信」が一気に揺らぐ・・・
翌朝、喉の奥が痛かった。まもなく風邪がやってきた。おとといまで私は四足動物のヨダレのようにだらしなくポタポタと鼻水をたらしていた。
そんな時、手にした斎藤一人さん、クリス岡崎さんの本に助けられた。
「もうダメだ、って思っても、世の中には必ず解決策がある・・・」
現役時代はマンションの購入ローンで気前よく2400万円貸してくれた銀行も、今のような私にはビタ一文たりとも貸しはしないだろう。
その時、生命保険の「契約者貸し付け」が目に留まった。
翌々日、銀行口座に230万円が振り込まれていた。たった電話1本と2~3枚の書類提出だけで、保証人も要らない。もちろん、貸し付けなので返さないといけないけど、金利は3%だ。
そして、いよいよその時か、と決意して申し込んだのがクラウドファンディング!
以前から興味があったし、最近では医師の友人が「がんのママを応援する」プロジェクトを行っていた。
私の立場と似たようなプロジェクトを探すと・・・なんと、友人がニュージーランドを走り旅した際、このクラウドファンディングを利用していた。
さっそく、応募すると担当の女性から直接、電話があった。メールに所要の事項を書いて返信すると、詳細の打ち合わせ日時を決めるメールが届き、来週月曜日にスカイプで打ち合わせすることになった。
今朝、窓から差し込む強烈な日差しで目が覚めた。
私の喉と鼻はスッキリしていた。
「お金」の心配から解放された瞬間から、風邪は私のもとを去って行った・・・
ちなみに、心の風邪は「ウツ」と言う。私には縁遠いかもしれないが。
PS:今日は「節分」ですね。「北北西」を向いて恵方巻をほおばりますか?ところで、昔は恵方巻ではなく、「いわし」を食べていたのだとか?なんでも、いわしを焼くにおいで鬼を撃退するのだと言われています。コレって福岡だけの風習でしょうか?今朝の新聞の折り込みチラシはスーパーの恵方巻でにぎわっていました。あるチラシに「恵方巻」ならぬ「恵方呑み」ってのがあって思わず笑ってしまいました。コレなら私にもできますね。さっそく、今晩やってみます。北北西を向いてのビール一気飲みを!(笑)