川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

正しくても、美しくなければ。

2025年01月26日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
企業不祥事の多くは、正しい。
いや、組織不正は、いつも正しい。

 
しかし。

その「正しさ」が、社内向け。独りよがり。歪んでいる。色褪せる。暴走している。

だから、正しさ以外の評価軸が必要。

それが、美しさ。美醜の感覚。

正邪の認識のみならず、美醜の感覚が必要。

具体的には。

正しくても、美しくなければ、正しくないかもしれない。

そう思っておく。

美に対して「懼れ」を持つ。美に恐懼する。畏れ、がいいかな。

美の前にひれ伏する。

美が至高であり崇高である。そう思っておく。

それが、「正しさを相対化する」工夫の一つ。

それを四象限で表しました。

正しくても、美しくなければ、ダメ。ダメかもしれない。

正しくても、美しくなければ、間違っているかも。

そんな「二重の基準」を持つ。
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