おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第9・1688

2017-02-22 | 万葉集巻10
【  あぶり干( ほ )す  人もあれやも  濡( ぬ )れ衣( ぎぬ )を  家には遣( や )らな  旅のしるしに  】                                  あぶって   干してくれる  ひとなど    いないょ                            濡れた衣を                          家に        . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2307

2016-09-11 | 万葉集巻10
【  もみち葉( ば )に  置く白露( しらつゆ )の  出( い )でじと思( おも )へば  言( こと )の繁( しげ )けく  】                もみじ葉に    置く  白露の    色葉にさえも                           だすまいと                        想っているのに                  . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2189

2016-09-07 | 万葉集巻10
【  露霜( つゆしも )の  寒き夕( ゆふへ )に  もみちにけりも  妻梨( つまなし )の木は  】               露の  つめたい夕べの    秋の風で                               紅葉                            したのかな                              妻なしの木ょ   . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2188

2016-09-06 | 万葉集巻10
【  もみち葉( ば )の  にほひは繁( しげ )し  然( しか )れども  妻梨( つまなし )の木を  手折( たを )りかざさむ  】               もみじ葉の  いろどりは    とりどりだね                                でもやっぱり                              妻なしの木を           . . . 本文を読む

万葉集巻第10・1990

2016-09-05 | 万葉集巻10
【  我( あれ )こそば  憎( にく )くもあらめ  我( わ )がやどの  花橘を  見には来( こ )じとや  】                  わたしのことこそ   ぃやなのかしら  家の    ぉ庭の                         花橘さまを                      ごらんに                   ぃらっしゃらなぃの . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2293

2016-05-21 | 万葉集巻10
【  咲けりとも  知らずしあらば  黙( もだ )もあらむ  この秋萩を  見せつつもとな  】                               咲ぃてぃるとも  知らなければ    ぃぃですけれども                                  &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2289

2016-05-20 | 万葉集巻10
【  藤原( ふぢはら )の  古( ふ )りにし里の  秋萩は  咲きて散りにき  君待ちかねて  】                              695年12月~710年3月まで    つづぃた  奈良県    橿原市醍醐町・高殿町にぁった      藤原の都                              古い都の                    . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2288

2016-05-19 | 万葉集巻10
【  石橋( いしばし )の  間々( まま )に生( お )ひたる  かほ花( ばな )の  花( はな )にしありけり  あらつつ見れば  】                                     飛び石の    あいだに  生い茂る    かお花のように                       &n . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2266

2016-05-18 | 万葉集巻10
【  出( い )でて去( い )なば  天飛( あまと )ぶ雁の  泣きぬべみ  今日今日( けふけふ )と言ふに  年そ経( へ )にける  】                                   旅にでてしまったら    空をとぶ  雁のように    泣いてしまいそうだょ                        . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2253

2016-05-17 | 万葉集巻10
【  色付( いろづ )かふ  秋の露霜( つゆしも )  な降りそね  妹( いも )が手本( たもと )を  まかぬ今夜( こよひ )は  】                                 木の葉っぱを   いろどる  秋の    寒露ょ    ふらないでおくれ                            あなたの手を                 . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2251

2016-05-16 | 万葉集巻10
【  橘( たちばな )を  守部( もりへ )の里の  門田早稲( かどたわせ )  刈る時過ぎぬ  来( こ )じとすらしも  】                                  高級果実の    橘のような  守部の里の     門の前にある田の      早稲                                刈り取る              . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2250

2016-05-14 | 万葉集巻10
【  春霞( はるかすみ )  たなびく田居( たい )に  廬( いほ )りして  我( あれ )旅なりと  妹( いも )に告( つ )げこそ  】                                  春霞の    かかっていた  田んぼに    小屋をたてて                                稲刈りする                  . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2248

2016-05-13 | 万葉集巻10
【  秋田( あきた )刈( か )る  仮廬( かりいほ )作り  廬( いほ )りして  あるらむ君を  見むよしもがも  】                                稲かりのための  小屋を    つくって                                  . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2247

2016-05-12 | 万葉集巻10
【  秋の田の  穂向( ほむ )きの寄( よ )れる  片寄( かたよ )りに  我( あれ )は物思( ものおも )ふ  つれなきものを  】                                 秋の田の  稲穂が    なびいているように                              &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2245

2016-05-11 | 万葉集巻10
【  大刀( たち )の後( しり )  玉纏田居( たままきたい )に  何時( いつ )までか  妹( いも )を相見( あひみ )ず  家恋( いへこ )ひ居( を )らむ  】                                  大刀のうしろ    玉をちりばめたような  田んぼに    いつごろまで                     & . . . 本文を読む