おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第10・2130

2014-06-30 | 万葉集巻10
【  我( わ )がやどに  鳴きし雁がね  雲の上( うへ )に  今夜( こよひ )鳴くなり  国へかも行( ゆ )く  】                           家で鳴ぃてぃました   雁さま  雲さまの     ぅぇで           こょぃ鳴ぃてぉられます                    &n . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1165

2014-06-29 | 万葉集巻7
【  夕( ゆふ )なぎに  あさりする鶴( たづ )  潮満( み )てば  沖波( おきなみ )高み  己( おの )が妻呼ぶ  】                夕なぎ  ぉなかがすぃた     鶴さま         潮がみちると                         沖の波さま                      たかくて                   . . . 本文を読む

万葉集巻第10・1926

2014-06-28 | 万葉集巻10
【  春山の  あしびの花の  悪( あ )しからぬ    君にはしゑや   寄( よ )そるともよし  】                           春山の    あしびの花のょぅに   清らかな      ぃとしぃぁなたさま                               . . . 本文を読む

万葉集巻第10・1937

2014-06-27 | 万葉集巻10
【  ますらをの  出( い )で立ち向かふ  故郷( ふるさと )の  神奈備山( かむなびやま )に  明( あ )け来( く )れば  柘( つみ )の小枝( こえだ )に  夕( ゆふ )されば  小松が末( うれ )に  里人( さとぴと )の  聞き恋( こ )ふるまで  山彦( やまびこ )の  相( あひ )とよむまで  ほととぎす  妻恋( つまごひ )すらし  さ夜中( よなか . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3554

2014-06-26 | 万葉集巻14
【  妹( いも )が寝( ぬ )る  床( とこ )のあたりに  岩( いは )ぐくる  水にもがもよ  入( い )りて寝( ね )まくも  】                          あなたがねている   ねどこの  あたり        岩のあいだから         もれる                  &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1290

2014-06-25 | 万葉集巻7
【  海( わた )の底( そこ )  沖つ玉藻( たまも )の  なのりその花  妹( いも )と我( あれ )と  ここにありと  なのりその花  】                母なる海の底   なのりその花      あなたといっしょに         ここにいると                             だれにも                        . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3424

2014-06-24 | 万葉集巻14
【  下野( しもつけの )  三毳( みかも )の山の  こ楢( なら )のす  まぐはし児( こ )ろは  誰( た )が笥( け )か持たむ  】                              栃木県     下野( しもつけ )の   佐野市と         下都賀郡岩舟町の             あいだにある . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3441

2014-06-23 | 万葉集巻14
【  ま遠( とほ )くの  雲居( くもい )に見ゆる  妹( いも )が家( へ )に  いつか至らむ  歩( あゆ )め我( あ )が駒( こま )  】                       はるか雲の  むこうにみえる        あなたのところへ                はやく着きたいょ         . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3452

2014-06-22 | 万葉集巻14
【  おもしろき  野をばな焼きそ  古草( ふるくさ )に  新草( にひくさ )交( ま )じり  生( お )ひは生( お )ふるがに  】                           とっても   すばらしぃ      この野を            やかなぃでね                     . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3348

2014-06-21 | 万葉集巻14
【  夏麻引( なつそび )く  海上潟( うなかみがた )の  沖つ渚( す )に  船は留( とど )めむ  さ夜更( よふ )けにけり  】                           夏麻のょぅな   母なる海        海上潟の                            . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3354

2014-06-20 | 万葉集巻14
【  寸戸人( きへひと )の  斑衾( まだらぶすま )に  綿( わた )さはだ         入りなましもの  妹( いも )が小床( をどこ )に  】                               寸戸ひとの    まだら布団に  入ってる       わたのように          . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3285

2014-06-19 | 万葉集巻13
【  たらちねの  母にも告( の )らず  包( つつ )めりし  心はよしゑ  君がまにまに  】                         ははにも  ひめた心      なのです                                       & . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2087

2014-06-18 | 万葉集巻10
【  渡( わた )り守( もり )  舟出( ふなで )し出( い )でむ  今夜( こよい ) のみ      相見( あひみ )て後( のち )は  逢( あ )はじものかも  】                               渡し守ょ     舟をこぎだそう   静かなこよい         あなたと逢ってか . . . 本文を読む