【 さす竹( たけ )の 世隠( よごも )りてあれ 我( わ )が背子( せこ )が 我( わ )がりし来( こ )ずは 我( あれ )恋ひめやも 】 茂り栄ぇる 竹さまのょぅに ぉ若く ぃらしてくださぃね ぃとしぃぁなたさま . . . 本文を読む
【 月草( つきくさ )の 仮( かり )なる命( いのち )に ある人を いかに知りてか 後( のち )も逢はむと言ふ 】 月草のように はかない命で あるひとなのに どのように考え のちには 逢いまし . . . 本文を読む
【 なかなかに 君に恋ひずは 比良( ひら )の浦の 海人( あま )ならましを 玉藻( たまも )刈りつつ 】 ぃっそ 恋こがれつづけるなら 琵琶湖西岸の 比良の浦の 海人でぃるほぅが なんて 玉藻でも . . . 本文を読む
【 犬上( いぬかみ )の 鳥籠( とこ )の山なる 不知哉川( いさやがは ) いさとを聞( き )こせ 我( わ )が名告( の )らすな 】 昔の近江の国 滋賀県彦根市正法寺町の 正法寺山にぁる いさや川のょぅに ぃさぁっ さぁねっ . . . 本文を読む
【 古衣( ふるころも ) 打棄( うつ )つる人は 秋風の 立ち来( く )る時に 物思( ものおも )ふものそ 】 ふるぃ衣 だぃじに なさらなぃ ぉひとは 秋の風さま 立ちくるとき . . . 本文を読む
【 摺( す )り衣( ころも ) 着( け )りと夢( いめ )に見つ いづれの人の 言( こと )か繁( しげ )けむ 】 ぃろさまざまさな 摺り衣 着た 夢をみてぃました ぃとしぃぁなたさま ほんとぅは . . . 本文を読む
【 眉根掻( まよねか )き 下( した )いふかしみ 思( おも )へるに 古人( いにしへひと )を 相見( あひみ )つるかも 】 まゅをかぃて なんだか ぉかしぃなと 想ってぃましたら むかしなじみの ぃとし . . . 本文を読む
【 今更( いまさら )に 君が手枕( たまくら ) まき寝( ね )めや 我( あ )が紐( ひも )の緒( を )の 解( と )けつつもとな 】 ぁんっ ぃとしぃぁなたさまの 手枕 できなぃのに すき 私のぉひも . . . 本文を読む
【 現( うつつ )にも 夢( いめ )にも我( あれ )は 思はずき 古( ふ )りたる君に ここに逢( あ )はむとは 】 ぉきてるときも 夢のなかでも 私は ぉもぇなかったのです ずっとまぇから だぃすきな . . . 本文を読む
【 我( わ )が背子( せこ )に 直( ただ )に逢( あ )はばこそ 名は立ため 言( こと )の通( かよ )ひに なにかそこ故( ゆゑ ) 】 ぃとしぃぁなたさまに じかにぉ逢ぃしたら 言霊ぅけても
しかたなぃけれど すき . . . 本文を読む
【 よしゑやし 来( き )まさぬ君を 何せむに 厭( いと )はず我( あれ )は 恋ひつつ居( を )る 】 ぁぁっ ぃらっしゃらなぃの
ぃとしぃぁなたさま すき どぅして 私 . . . 本文を読む
【 まそ鏡( かがみ ) 見しかと思ふ 妹( いも )も逢はぬかも 玉の緒の 絶えたる恋( こひ )の 繁( しげ )きこのころ 】 澄みわたる鏡のような みたいと想う あなたは 逢ってくれないのかな 珠玉の緒 . . . 本文を読む
【 愛( うるは )しと 我( あ )が思ふ妹( いも )は はやも死なぬか 生( い )けりとも 我( あれ )に寄るべしと 人の言はなくに 】 だいすきな あなたは さっさと 命つきてもいいょ 生きていても わたしのことあ . . . 本文を読む