【 皀莢(さいかち)に 延(は)ひ おほとれる くそかづら 絶(た)ゆることなく 宮仕へせむ 】 高宮王( たかみやのおおきみ ) 皀莢( さいかち )の
木に からみついている へくそかづらのように
私は . . . 本文を読む
【秋風に 山飛び越ゆる 雁がねの 声 遠ざかる 雲隠るらし】
秋風の中
山を飛んで
越えてゆく
雁がねの声が
遠ざかってゆく
雲にかくれたみたいね。。。。
なんて
うつくしい光景でしょう。。。
この景色をみている人の
【清らかな魂】が
私の【体】のいたるところまで
【染み込んで】きます。
あぁ~
あぁ~
秋って
なんで
そんなに そんなに
。。。
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【ま葛原なびく 秋風 吹くごとに 阿太(あだ)の 大野の 萩の花 散る】
作者不詳
葛原の葉を なびかす
秋の風が吹くたびに
阿太の大野の
萩の花が散るよ
阿太は現在の、奈良県五條市といわれているそうです
葛は、古くから、日本の風土に溶け込んでいますね。ほんとうに
【たくましさ】を感じます。
葛も萩も秋の七草ですね
私の実家のお寺の
戦没慰霊碑の横で、
【萩】の . . . 本文を読む
【 秋風の 寒き朝明( あさけ )を 佐農( さぬ )の岡 越ゆらむ君に 衣( きぬ )貸さましを 】 山部赤人( やまべのあかひと ) 秋風の
寒い
夜明けに
佐農(さぬ)の岡を
越えているのでしょう
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【高島の 阿渡川波(あどかはなみ)は 騒けども 我は家思ふ 宿りかなしみ】
作者不詳
高島の
阿渡川の波の音は
騒がしいけれど
私は
しみじみと
家を
思い出します
旅の途中で
寝る
悲しみのおもいでね
この滋賀国 高島の安曇川には、私の絵を20年程前から飾って下さって、大変お世話になっています吾兵衛という【郷土料理】のお店があります。
高島は天平宝字5年の頃【藤原恵美押勝】 . . . 本文を読む