【 山の端( は )を 追ひ出( い )づる月の はつはつに 妹をそ見つる 恋( こひ )しきまでに 】 ぉつきさまのしずむ 西の山をめざし でてくる月が 東山の . . . 本文を読む
【 春柳( はるやなぎ ) 葛城山( かづらきやま )に 立つ雲の 立ちても居( い )ても 妹( いも )をしそ思ふ 】 むかし 金剛山( 1125m )を主峰とした 葛城連山の北 生駒連 . . . 本文を読む
【 人の寝( ぬ )る 甘睡( うまい )も寝( ね )ずて はしきやし 君が目すらを 欲( ほ )りし嘆かふ「 君を思ふに 明けにけるかも 」 】 ひとなみの 共寝もできなぃで ぃとしぃぁなたさま ひとめみたぃって &nb . . . 本文を読む
【 思ひ余( あま )り いたもすべなみ 玉だすき 畝傍( うねび )の山に 我( あれ )標結( しめゆ )ひつ 】 ぃとしぃぁなたさま 恋しくて どぅにもならなくて すき &nb . . . 本文を読む
【 あしひきの 山道( やまぢ )も知らず 白橿( しらかし )の 枝( えだ )もとををに 雪の降れれば「枝もたわたわ」 】 ふかぃぉ山の 山道もどこだかわからなぃ 白橿の木さまの 枝も &nb . . . 本文を読む
【 はだすすき 穂( ほ )には咲き出( で )ぬ 恋( こひ )を我( あ )がする 玉かぎる ただ一目( ひとめ )のみ 見し人故( ゆえ )に 】 穂のでるまぇの かわをかぶってる すすきさまのょぅに   . . . 本文を読む
【 大( おほ )き海( うみ )を さもらふ水門( みなと ) 事しあらば いづへゆ君は 我( あ )を率凌( しの )がむ 】 母なる海のょぅすを ぉぅかがぃぃたします みなとさまで なにか
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【 我( わ )が袖( そで )に 霰( あられ )たばしる 巻( ま )き隠( かく )し 消( け )たずてあらむ 妹( いも )がみむため 】 わたしのそでに ひょうが勢いよく とびはねている 布にまいて   . . . 本文を読む
【 河内女( かふちめ )が 手染( てぞ )めの糸を 繰り返し 片糸( かたいと )にありとも 絶えむと思( おも )へや 】 雄略朝のころ 百済から 大阪府東部の 河内へ渡ってきて . . . 本文を読む
【 しぐれ降る 暁月夜( あかときづくよ ) 紐解( ひもと )かず 恋( こ )ふらむ君と 居( を )らましものを 】 ふったりやんだりの しぐれの雨さま 夜明けまぇの まだ
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【 さ雄鹿( をしか )の 朝伏( ふ )す小野( をの )の 草若( くさわか )み 隠( かく )らひかねて 人に知らゆな 】 雄鹿が 朝
寝てぃたことを かくれる
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【 落ち激( たぎ )ち 流るる水の 岩に触( ふ )れ 淀( よど )める淀に 月の影見ゆ 】 ほとばしり ながれぉちます ぉみずさま 岩さまにふれ ながれが
とまって ぉ水が
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