【 妹( いも )が目を 見まくほり江の さざれ波 しきて恋ひつつ ありと告げこそ 】 あなたに逢いたいょ ほしい ほり江の さざなみのように &nb . . . 本文を読む
【 我( わ )がやどの 萩( はぎ )咲きにけり 散らぬ間( ま )に はや来( き )て見( み )べし 奈良( なら )の里人( さとびと ) 】 庭に 萩が咲きました 風に 舞ぅまでに きてください 奈良の里のあなたょ
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【 外目( よそめ )にも 君が姿( すがた )を 見てばこそ 我( あ )が恋止( こひや )まめ 命( いのち )死なずは 】 とぉくからでも ぃとしぃぁなたさまの ぉすがた 拝見させてぃただけましたら . . . 本文を読む
【 大和( やまと )の 室生( むろふ )の毛桃( けもも ) 本繁( もとしげ )く 言ひてしものを 成らずは止ま( や )まじ 】 大和国 奈良県宇陀郡 室生村の 毛桃の木 しげってるように . . . 本文を読む
【 秋風は 日( ひ )に異( け )に吹きぬ 高円( たかまと )の 野辺( のへ )の秋萩 散らまく惜しも 】 秋の風さま 新月 2014年8月の光のなか 日をましますごとに 吹ぃてこられました 高円のぉ山 . . . 本文を読む
【 雁( かり )がねの 来鳴( きな )かむ日( ひ )まで 見つつあらむ この萩原( はぎはら )に 雨な降りそね 】 雁さま ぉこしぃただぃて 鳴かれますまで みつづけます この萩原に . . . 本文を読む
【 はね縵( かづら ) 今する妹( いも )が うら若み 笑 ( ゑ ) みみ怒( いか )りみ 付けし紐解( ひもと )く 】 髪飾りのはねかづら ぃましている あなたょ 乙女なので . . . 本文を読む
【 妹( いも )が家( いへ )の 門田( かどた )を見むと うち出来( でこ )し 心も著( しる )く 照る月夜( つくよ )かも 】 大伴家持 あなたの家ちかくの 田んぼが どのようになっているのか 見ようと想って . . . 本文を読む
【 時守( ときもり )が 打ち鳴( な )す鼓( つづみ ) 数( よ )みみれば 時にはなりぬ 逢( あ )はなくも怪( あや )し 】 ときをしらせる 時守が 打ち鳴らすつづみ 声を出してかぞえると 約束の時間になったょ . . . 本文を読む
【 天飛( あまと )ぶや 軽( かる )の社( やしろ )の 斎( いは )ひ槻( つき ) 幾代( いくよ )まであらむ 隠( こも )り妻( づま )そも 】 天界で飛んでぃるょぅな 軽の神社さまの 御神木さまに ぉひとが みだりに . . . 本文を読む