【 富士の嶺 ( ね ) を 高み恐 ( かしこ ) み 天雲 ( あまぐも ) も いゆき憚 ( はばか ) り たなびくものを 】 ふじさんの
みねが 高くて 尊いですので . . . 本文を読む
【 山の端に あぢ群( むら )騒( さわ )き 行( ゆ )くなれど 我( あれ )は寂( さぶ )しゑ 君にしあらねば 】
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. 舒明( じょめい )天皇 または 皇極( こうぎょく )天皇
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【 居明 ( いあか ) して 君をば待たむ ぬばたまの 吾 ( わ ) が黒髪に 霜はふるとも 】 磐姫皇后 ( いわのひめのおおきさき ) 朝まで ねなぃで いとしぃあなたさまを
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【 十五日 ( もちのひ ) に 出でにし月の 高々 ( たかたか ) に 君をいませて 何をか思はむ 】 今夜の 十五夜の
お月さまのょぅに
ぃまかしら
ぃまかしらとお待ち
申しあげて
ぃとしぃあなたさまを
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【 大名児 ( おほなこ ) を 彼方 ( をちかた ) 野辺 ( のへ ) に 刈る草 ( かや ) の束 ( つか ) の間も 我れ忘れめや 】
草壁皇子 ( くさかべのみこ ) いとしぃあなたさまの ことを 野原でぃただきます
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【 降る雪の 白髪 ( しらかみ ) までに 大君 ( おほきみ ) に 仕 ( つか ) へまつれば 貴 ( とうと ) くもあるか 】 橘諸兄 ( たちばなのもろえ ) ふりつもりました 真っ白な
雪の 私は . . . 本文を読む