【 海人娘子( あまをとめ ) 潜( かづ )き取るといふ 忘( わす )れ貝( がひ ) よにも忘れじ 妹( いも )が姿( すがた )は 】 海人乙女が 潜ってとる 忘れ貝 &n . . . 本文を読む
【 人言( ひとごと )を 繁( しげ )み言痛( こちた )み 我( わ )が背子( せこ )を 目には見れども 逢( あ )ふよしもなし 】 ぉひとの 言霊 心ぃたくて &nbs . . . 本文を読む
【 我妹子( わぎもこ )に 恋ふれにかあらむ 沖( おき )に住む 鴨( かも )の浮き寝の 安( やす )けくもなき 】 あなたに 恋して いるから なのか ゆらゆら &nbs . . . 本文を読む
【 暁( あかとき )と 鶏( かけ )は鳴くなり よしゑやし ひとり寝( ぬ )る夜( よ )は 明けば明けぬとも 】 夜明けまぇですょ って 鶏さま 鳴ぃてぃる でも   . . . 本文を読む
【 紀伊( き )の国の 飽等( あくら )の浜の 忘れ貝 我( われ )は忘れじ 年( とし )は経( へ )ぬとも 】 紀伊の国 あくらの浜 二枚貝の かたほぅの 忘れ貝 & . . . 本文を読む
【 あしひきの 山鳥( やまどり )の尾の 一峰( ひとを )越え 一目見し児( こ )に 恋ふべきものか 】 ぁしをひきずって のぼるほど ふかい山の 雄山鳥は 赤銅色で尾羽がながい   . . . 本文を読む
【 結( ゆ )ひし紐( ひも ) 解( と )かむ日( ひ )遠( とほ )み しきたへの 我( わ )が木枕( こまくら )は 苔生( こけむ )しにけり 】 ぃとしぃぁなたさまに むすんで ぃただぃた ぉひも &nbs . . . 本文を読む
【 浅茅原( あさぢはら ) 茅生 ( ちふ )に足踏( ふ )み 心ぐみ 我( あ )が思( おも )ふ児( こ )らが 家( いへ )のあたり見つ 】 せのひくい すすき草むらで あしを きずつけたょぅに &n . . . 本文を読む
【 暁( あかとき )の 目覚( めさ )まし種( ぐさ )と これをだに 見つついまして 我( われ )を偲( しの )はせ 】 夜明けの ぉめざめ ぐさに この 贈り物 &nbs . . . 本文を読む
【 かくしつつ 我( あ )が待つ験( しるし ) あらぬかも 世の人皆( みな )の 常( つね )ならなくに 】 このょぅに ながぃぁぃだ ぃとしぃぁなたさま ぉまちもぅしぁげ ぃつか . . . 本文を読む