【 海( わた )の底( そこ ) 沈( しづ )く白玉( しらたま ) 風吹きて 海は荒( あ )るとも 取らずは止( や )まじ 】 母なる海の
そこに しずんでいる
真珠
風が吹いて
海があれても
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【 我( わ )が業( なり )なる 早稲田( わさだ )の穂立( ほたち ) 作りたる 鬘( かづら )そ見つつ 偲( しの )はせ我( わ )が背( せ ) 】 坂上大嬢 まわりの
田んぼょり はやくなった
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【 梓弓( あづさゆみ ) 欲良( よら )の山辺( やまへ )の しげかくに 妹ろを立てて さ寝処( ねど )払( はら )ふも 】 長野県
小諸市に
与良町とぃぅ まちが
あるそうです 欲良の
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【 おしてる 難波( なには )を過ぎて うちなびく 草香の山を 夕暮( ゆふぐれ )に 我( わ )が越え来( く )れば 山も狭( せ )に 咲けるあしびの 悪しからぬ 君をいつしか 行( ゆ )きてはや見む 】 なにわを
でてきまして . . . 本文を読む
【 上野( かみつけの ) 可保夜( かほや )が沼の いはいつら 引かばぬれつつ 我( あ )をな絶えそね 】 群馬県
上ッ毛野ノ国の 上野 可保夜の
沼の ぃわぃつらのょぅに
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