おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第8・1660

2017-02-06 | 万葉集巻8
【  梅の花  散らすあらしの  音( おと )のみに  聞きし我妹( わぎも )を  見らくし良( よ )しも  】                             大伴駿河麻呂    梅の花を 風が舞う   あらしのように                            音でだけ聞いていた                           あなたに        . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1658

2017-02-05 | 万葉集巻8
【  我( わ )が背子( せこ )と  二人( ふたり )見ませば  いくばくか  この降る雪の  嬉( うれ )しからまし  】                                            藤皇后    ぃとしぃぁなたさまと  ふたりで    見るのでしたら        . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1657

2017-02-04 | 万葉集巻8
【  官( つかさ )にも  許( ゆる )したまへり  今夜( こよひ )のみ  飲まむ酒かも  散りこすなゆめ  】                                お上からも  お許しが    でたんだょ                                    . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1656

2017-02-03 | 万葉集巻8
【  酒坏( さかづき )に  梅の花浮かべ  思ふどち  飲みての後( のち )は  散りぬともよし  】                            大伴坂上郎女   さかずきに 梅のぉ花を   ぅかべ                                      . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1654

2017-02-02 | 万葉集巻8
【  松陰( まつかげ )の  浅茅( あさぢ )が上( うへ )の  白雪( しらゆき )を  消( け )たずて置かむ  ことはかもなき  】                            大伴坂上郎女    松の木陰の  浅茅の    ぅぇの                          白雪さまを                       けさなぃで        . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1653

2017-02-01 | 万葉集巻8
【  今のごと  心を常( つね )に  まづ咲く花の  地( つち )に落ちめやも  】                              県犬養娘子        ぃまのょぅに     心をかぇなぃで  ぉ待ち    もぅしぁげてぃれば                            春のさきがけの                          梅の      . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1652

2017-01-31 | 万葉集巻8
【  梅の花  折( を )りも折らずも  見つれども  今夜( こよひ )の花に  なほ及( し )かずけり  】                            他田広津娘子       梅のぉ花     おっても  おらないままでも    見てまぃりました                         今夜の                       梅のぉ花に  . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1651

2017-01-30 | 万葉集巻8
【  沫雪( あわゆき )の  このころ継( つ )ぎて  かく降らば  梅の初花( はつはな )  散りか過ぎなむ  】                            大伴坂上郎女       沫雪さまが    この頃のょぅに  ずっと    こぅして降ったら                       梅のぉ花                    風さまに       . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1650

2017-01-29 | 万葉集巻8
【  池の辺( へ )の  松の末葉( うらば )に  降る雪は  五百重降( いほへふ )り敷け  明日( あす )さへも見む  】                                池のほとりの  松の葉っぱに    降る雪ょ                                ずんずん                             つもってね   . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1649

2017-01-28 | 万葉集巻8
【  今日( けふ )降りし  雪に競( きほ )ひて  我( わ )がやどの  冬木( ふゆき )の梅は  花咲きにけり  】                                大伴家持   今日降った  雪に    まけまいと                            家の庭の                          冬の木の         . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1647

2017-01-27 | 万葉集巻8
【  梅の花  枝にか散ると  見るまでに  風に乱れて  雪そ降り来( く )る  】                             忌部首筋黒麻呂     梅の花が  枝から    風に舞ったかと                            見違えるほど                          風にみだれて                     . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1646

2017-01-26 | 万葉集巻8
【  ぬばたまの  今夜( こよひ )の雪に  いざ濡( ぬ )れな  明けむ朝( あした )に  消( け )なば惜( を )しけむ  】                         小治田朝臣東麻呂    くらぃ  今夜の雪に    さあ濡れようょ                           あしたの                        夜明けに     . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1645

2017-01-25 | 万葉集巻8
【  我( わ )がやどの  冬木( ふゆき )の上( うへ )に  降る雪を  梅の花かと  うち見つるかも  】                            巨勢朝臣宿奈麻呂     家の庭の  冬木の上に     降った雪を                               梅の花かと                             つい     . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1643

2017-01-24 | 万葉集巻8
【  天霧( あまぎ )らし  雪も降らぬか  いちしろく  このいつ柴( しば )に  降らまくを見む  】                                          若桜部朝臣君足     どかどかと 雪が   降ってこないかな                 . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1642

2017-01-23 | 万葉集巻8
【  たな霧( ぎ )らひ  雪も降らぬか  梅の花  咲かぬが代( しろ )に  そへてだに見む  】                              阿倍朝臣奥道     一寸先も   見えないほど  雪が    降ってこないかな                          梅の花が                        咲いてくれない        . . . 本文を読む