おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第13・3261

2016-03-31 | 万葉集巻13
【  思( おも )ひ遣( や )る  すべのたづきも  今はなし  君に逢( あ )はずて  年の経( へ )ぬれば  】                                 きをまぎらわす     ことも  ぃまは     できなく                              &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3226

2016-03-30 | 万葉集巻13
【  さざれ波( なみ )  浮きて流るる  泊瀬川( はつせがは )  寄るべき磯( いそ )の  なきがさぶしさ  】                                 さざなみが    浮いて  ながれる     奈良県桜井市初瀬の         泊瀬川だが                       &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3143

2016-03-29 | 万葉集巻12
【  かく恋ひむ  ものと知りせば  我妹子( わぎもこ )に  言問( ことと )はましを  今し悔( くや )しも  】                              こんなに   恋しいものと      わかっていたら                                &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3009

2016-03-28 | 万葉集巻12
【  橡( つるはみ )の  衣解( きぬと )き洗ひ  真土山  本( もと )つ人には  なほ及( し )かずけり  】                                どんぐりの   かさを煮て  染めた衣    ほどいて     また打つょ                           &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1440

2016-03-27 | 万葉集巻8
【  春雨( はるさめ )の  しくしく降るに  高円( たかまと )の  山の桜は  いかにかあるらむ  】                                              河辺東人     春の   雨  しきりに     ふっている       今の瞬間 . . . 本文を読む

万葉集巻第10・1930

2016-03-26 | 万葉集巻10
【  梓弓( あづさゆみ )  比津( ひきつ )の辺( へ )なる  なのりその  花咲くまでに  逢( あ )はぬ君かも  】                                 梓弓をひくょぅに   福岡県糸島郡  志摩町の    母なる海の     海岸                           &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2830

2016-03-25 | 万葉集巻11
【  梓弓( あづさゆみ )  弓束( ゆづか )巻き替へ  中見( なかみ )わき  更( さら )に引くとも  君がまにまに  】                                  梓弓の   弓を射るときに  にぎる    弓束さまを      革や桜の皮などで                            . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2810

2016-03-24 | 万葉集巻11
【  音( おと )のみを  聞きて恋( こ )ひむ  まそ鏡( かがみ )  直目( ただめ )に逢( あ )ひて  恋ひまくもいたく  】                                  言霊を    きいて  恋しい      鏡にうつる心                            &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2429

2016-03-23 | 万葉集巻11
【  はしきやし  逢はぬ児故( こゆゑ )に  いたづらに  宇治川( うぢかは )の瀬に  裳( も )の裾濡( すそぬ )らしつ  】                                  いきどおりを    かんじるんだ  逢ってくれない    あなたのせいだね                            . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2402

2016-03-22 | 万葉集巻11
【  妹( いも )があたり  遠( とほ )くも見れば  怪( あや )しくも  我( あれ )は恋ふるか  逢( あ )ふよしをなみ  】                                  あなたのあたり    遠くにでも  みると     ふしぎだな                             &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2401

2016-03-21 | 万葉集巻11
【  恋( こ )ひ死なば  恋ひも死ねとや  我妹子( わぎもこ )が  我家( わぎへ )の門( かど )を  過ぎて行( ゆ )くらむ  】                                  大好きすぎて    きえそうなら  すきなまま     きえろというのかな                           . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1439

2016-03-20 | 万葉集巻8
【  時は今  春になりぬと  み雪降る  遠き山辺( やまへ )に  霞( かすみ )たなびく  】                                中臣武良自      今の瞬間こそ   そのときだ  春になったと     雪のふっている                             遠い山辺にも                           かす . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1435

2016-03-19 | 万葉集巻8
【  かはづ鳴く  神奈備川( かむなびかは )に  影見えて  今かさくらむ  山吹( やまぶき )の花  】                                  厚見王     かえる鳴く   神さまおられる ところを   ながれる川に     影をうつし                           今の瞬間                         . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1565

2016-03-18 | 万葉集巻8
【  我( わ )がやどの  一群萩( ひとむらはぎ )を  思ふ児( こ )に  見せずほとほと  散らしつるかも  】                                          大伴家持      家の庭の   ひとかたまりに咲いた  萩の花    いとしいあなたに     みせるまえ . . . 本文を読む