【 白( しろ )たへの 袖の別れを 難( かた )みして 荒津( あらつ )の浜に 宿( やど )りするかも 】 まっ白な 袖と はなれるのは せつないょ あなたと 福岡市中央区西公園あたりの . . . 本文を読む
【 みさご居( い )る 渚( す )に居( い )る舟の 漕( こ )ぎ出( で )なば うら恋( ごひ )しけむ 後( のち )は相寝( あひぬ )とも 】 みさごのすむ 渚にとまっている 舟が こぎだしていったら あなた . . . 本文を読む
【 熟田津( にきたつ )に 船乗( ふなの )りせむと 聞きしなへ なにかも君が 見え来( こ )ざるらむ 】 松山市北部の 和気町・堀江町ぁたり 熟田津で 船出をなさると きぃたのに どぅして ぃとし . . . 本文を読む
【 海( わた )の底( そこ ) 沖は恐( かしこ )し 磯廻( いそみ )より 漕( こ )ぎ廻( た )みいませ 月は経( へ )ぬとも 】 母なる海の底 沖は ぉそろしぃです 磯でも 岸のちかくを . . . 本文を読む
【 明日( あす )よりは いなむの川の 出( い )でて去( い )なば 留( と )まれる我( あれ )は 恋( こ )ひつつやあらむ 】 あしたょり いな むの川の出て&nbs . . . 本文を読む
【 住吉( すみのえ )の 岸に向かへる 淡路島( あはぢしま ) あはれと君を 言はぬ日はなし 】 大阪市住吉の 岸さまと むかぃぁった 淡 路島さま あは れ ぁぁっ
&n . . . 本文を読む
【 曇( くも )り夜( よ )の たどきも知らぬ 山越えて います君をば 何時( いつ )とか待たむ 】 くもった夜 かたちがはっきりしなぃ ぉ山越ぇ ぃらっしゃる ぃとしぃぁなたさま ぃつ . . . 本文を読む
【 心なき 雨にもあるか 人目( ひとめ )守( も )る 乏( とも )しき妹( いも )に 今日( けふ )だに逢( あ )はむを 】 気のきかなぃ 雨さまね ぉひとの目 さけて めったに
ぉ逢ぃできなぃ . . . 本文を読む
【 極( きは )まりて 我( われ )も逢( あ )はむと 思( おも )へども 人の言( こと )こそ 繁( しげ )き君にあれ 】 ぃずれは ぃとしぃぁなたさまに 私も ぉ逢ぃしょぅと 想ってぃます すき とにかく . . . 本文を読む
【 人言( ひとごと )の 繁( しげ )くしあらば 君も我( あれ )も 絶えむと言ひて 逢ひしものかも 】 ぉひとの 言霊はげしくなったら ぃとしぃぁなたさまも わたしも すき 逢ぇなくなる . . . 本文を読む
【 ねもころに 思( おも )ふ我妹( わぎも )を 人言( ひとごと )の 繁きによりて 淀( よど )むころかも 】 心から想う あなたょ ひとの 言霊はげしいので 私は いかないで . . . 本文を読む
【 うつせみの 人目( ひとめ )を繁( しげ )くは ぬばたまの 夜( よる )の夢( いめ )にを 継( つ )ぎて見えこそ 】 世間の ひと目が いっぱい でしたら ぬばたまの 夜の . . . 本文を読む
【 うつせみの 人目( ひとめ )を繁( しげ )み 逢( あ )はずして 年の経( へ )ぬれば 生( い )けりともなし 】 世間の ひと目が いっぱいで あなたと逢わないで 年が たったので . . . 本文を読む