おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第14・3482

2015-12-31 | 万葉集巻14
【  韓衣( からころも )  裾( すそ )のうちかへ  逢( あ )はねども  異( け )しき心を  我( あ )が思( も )はなくに  】                                 大陸風の衣   前身ごろ  左右重ね合わせても    あわないように                                 あなたと                . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3481

2015-12-30 | 万葉集巻14
【  あり衣( きぬ )の  さゑさゑしづみ  家( いへ )の妹に  物言はず来( き )にて  思ひ苦( くる )しも  】                                 高級な絹の衣が   さらさら  ながれるように    家にいる                               . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1390

2015-12-29 | 万葉集巻7
【  近江( あふみ )の海  波恐( かしこ )みと  風守( かぜまも )り  年はや経( へ )なむ  漕( こ )ぐとはなしに  】                  近江の    母なる海  波さま    こわくて                                 風さま                             ぉまちして            . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3478

2015-12-28 | 万葉集巻14
【  遠しとふ  故奈( こな )の白嶺( しらね )に  逢( あ )ほしだも  逢はのへしだも  汝( な )にこそ寄( よ )され  】                                 遠いという   こなのしらねで  逢っても    逢えなくても                            & . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3474

2015-12-27 | 万葉集巻14
【  植( う )ゑ竹( だけ )の  本( もと )さへとよみ  出でて去( い )なば  いづし向きてか  妹( いも )が嘆かむ  】                                 植えた竹の   ねっこまでひびく  魂の響     とどろかせ                              . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3469

2015-12-26 | 万葉集巻14
【  夕占( ゆふけ )にも  今夜( こよひ )と告( の )らろ  我( わ )が背( せ )なは  あぜそも今夜( こよひ )  よしろ来( き )まさぬ  】                                 夕占いにも   静かな今夜 ぉこしぃただけると     でました                            ぃとしぃぁなたさま          . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3468

2015-12-25 | 万葉集巻14
【  山鳥( やまどり )の  尾( を )ろのはつをに  鏡( かがみ )掛け  となふべみこそ  汝( な )に寄( よ )そりけめ  】                                 山鳥の    尾の羽  最初のはねに     鏡をかけて                             . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3466

2015-12-24 | 万葉集巻14
【  まかなしみ  寝( ぬ )れば言( こと )に出( づ )  さ寝( ね )なへば  心の緒( を )ろに  乗りてかなしも  】                                 いとしさに    寝ると  言ぁげ     寝ずにいると                             &n . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3459

2015-12-23 | 万葉集巻14
【  稲搗( いねつ )けば  かかる我( あ )が手を  今夜( こよひ )もか  殿( との )の若子( わくご )が  取りて嘆かむ  】                                 もみのつぃた稲を   うすときねで  つぃて     あかぎれができてぃる       私の手を                      . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3453

2015-12-22 | 万葉集巻14
【  風の音( と )の  遠( とほ )き我妹( わぎも )が  着( き )せし衣( きぬ )  手本( たもと )のくだり  まよひ来( き )にけり  】                                  風の    魂の響  とおくにいる     あなたが                           & . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3449

2015-12-21 | 万葉集巻14
【  白( しろ )たへの  衣( ころも )の袖( そで )を  麻久良我( まくらが )よ  海人( あま )漕( こ )ぎ来( く )見ゆ  波立つなゆめ  】                                  真っ白な    衣の袖  まく って    まく らがから                              海人さま              . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3446

2015-12-20 | 万葉集巻14
【  妹( いも )なろが  使( つか )ふ川津( かはづ )の  ささら萩( をぎ )  あしと人言( ひとごと )  語りよらしも  】                                   あなたが    お水をくんだり  洗ったりする     川門の     ちいさな萩                        &n . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1364

2015-12-19 | 万葉集巻7
【  見まくり欲( ほ )り  恋( こ )ひつつ待ちし  秋萩( あきはぎ )は  花のみ咲きて  成らずかもあらむ  】                 花が   みたくて  恋しく     想い   まっているんだょ                                 秋萩は                              花だけ咲いて          . . . 本文を読む