【春 苑 紅 尓 保 布 桃 花 下 照 道 尓 出 女感 嬬 】
【 春の苑( その ) 紅( くれない )にほふ 桃の花 下照( したで )る道に 出( い )で立つ娘子( をとめ ) 】
大伴家持
はるのその
にほふ
もものはな
したてるみちに
をとめ
すき
万葉集は
大伴家持さまが
中心になって編纂された
日本最古の
ひらがなは
まだなくて
原文は漢字ばかりで
書かれているのです
この歌は
天平勝宝2年(750年)3月に
大伴家持さまが詠んだ歌です
桃の花がひらいたよ
少女は
なんと美しいことだろうか
なんとかわいい男心が
表現されていることでしょう
やっぱり
素直な感動には
素直に
感動しますね
素直に生きます!
ありがとう於良