おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第10・2041

2009-10-19 | 万葉集巻10
【秋 風 吹 漂 蕩 白 雲 者 織 女 之 天 津 領 巾 カモ】
   作者不詳

アキカゼノ
フキタダヨハス
シラクモハ
タナハタツメノ
アマツヒレカモ
 
秋風の吹きただよわす

白雲は

織女星(たなばたつめ)の

天を飛ぶ【ひれ】でしょうか



万葉集で詠われる【雲】は200首あります。

【天雲】【白雲】【雲間】【雲居】と詠われている歌が多くあって
【雲居】には
遠く離れた土地の感じがあります。

又 雲は

人の死とか魂とも関係深くて、

人の死とか魂を意味する【雲隠る】という言葉がよみこまれたものもあります。

織女(たなばたつめ)は、七夕の織女(しょくじょ)、七夕姫のことです。

雲をみると
いろいろな形から
なにかを
想像しますね


ありがとう於良



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