【 玉桙( たまほこ )の 道に行( ゆ )き逢ひて 外目( よそめ )にも みれば良き児( こ )を 何時( いつ )とか待たむ 】 珠玉の ほこが たてられている 村の入口の 道のように . . . 本文を読む
【 玉釧( たまくしろ ) まき寝( ぬ )る妹も あらばこそ 夜( よ )の長けくも 嬉( うれ )しかるべき 】 手首にまきつけた 珠玉のように 手まくらして ねむるあなた いてくれたら . . . 本文を読む
【 あしひきの 山( やま )さな葛( かづら ) もみつまで 妹( いも )に逢( あ )はずや 我( あ )が恋( こ )ひ居( い )らむ 】 ぁしをひきずって のぼるほど ふかい山の 山さなかずらが . . . 本文を読む
【 我( わ )がやどの 葛葉日( くずはひ )に異( け )に 色付( いろづ )きぬ 来( き )まさぬ君は 何心( なにごころ )そも 】 私のぉ庭の 葛の葉っぱ ひましに 色づぃてきました &nb . . . 本文を読む
【 我 ( わ ) がやどに 植ゑ生( お ) ほしたる 秋萩を 誰 ( たれ ) か標刺( しめさ )す 我 ( われ ) に知らえず 】 私の庭で はぐくんだ 秋萩に だれかふれたのか そっと   . . . 本文を読む
【 大船 ( おおぶね ) に ま梶( かぢ ) しじ貫 ( ぬ ) き 漕( こ )ぐ間( あひだ )も ここだ恋 ( こ ) ふるを 年 ( とし ) にあらばいかに 】 ぉぉきな船の 梶を にぎって ひとこぎする ちょっぴりのときさぇ & . . . 本文を読む
【 大野 ( おほの ) らに たどきも知らず 標結( しめゆ ) ひて ありかつましじ 我( あ )が恋( こ )ふらくは 】 原始の野に まっ白な心で なにもわからなぃまま ぃとしぃぁなたさまの &nbs . . . 本文を読む
【 鴨川 ( かもがは ) の 後瀬( のちせ ) 静( しづ )けく 後( のち )も逢はむ 妹 ( いも ) には我 ( われ ) は 今ならずとも 】 鴨川の 下流の ながれがゆるやかなように あとで   . . . 本文を読む
【 梅の花 何時 ( いつ ) は折( を ) らじと 厭( いと )はねど さ咲きの盛りは 惜( を )しきものなり 】 大伴書持 梅の花は いつだって そっとしておいて
おるのがいやじゃないんだょ 満開のころは . . . 本文を読む
【 豊国 ( とよくに ) の 企救( きく ) の池なる 菱( ひし )の末( うれ )を 摘( つ )むとや妹 ( いも ) が み袖濡 ( そでぬ ) れけむ 】 福岡県と大分県の 豊国 北九州市の 企救の池にある . . . 本文を読む
【 月見れば 国は同( おな )じそ 山隔( やまへな )り 愛( うつく )し妹は 隔( へな )りたるかも 】
満月 2015年5月4日の
おつきさまも
地球も どちらも
おなじ国だね
& . . . 本文を読む