◎◎ 男子児童が自転車に相次ぎはねられ大けが ひき逃げか 横浜市
◆◆ 先月、横浜市の歩道で下校途中の小学3年生の男子児童が2台の自転車に相次いではねられ腕の骨を折る大けがをしていたことがわかりました。自転車は2台とも現場から走り去り、警察はひき逃げの疑いで行方を捜査しています。


👩👨⇨⇨ 警察によりますと自転車を運転していたのは1台目が30代から40代の女、2台目が30代ぐらいの男で、2台とも現場から走り去ったということです。
☞☞ また、被害にあった男子児童によりますと、2台目の自転車の男はいったん現場で止まって「大丈夫?」などと声をかけたあと走り去ったということです。
警察はひき逃げの疑いで行方を捜査しています。
大けがした男子児童の母親「安全への意識高めて」

母親によりますと、現場は男子児童が登下校でふだんから通るルートで、当時も下校途中だったということです。
歩道橋の階段を降りて歩道に出た直後に、右側から走って来た自転車にはねられて転倒して頭を打ち、その後体を起こしたところで2台目の自転車にはねられたということです。
男子児童は右腕を骨折して日常生活でも不自由を強いられていて、母親は「ストレスがあるようで頭痛を訴えることもあります。今回は骨折だけですみましたが、万が一、打ち所が悪かったら命に関わったかもしれないと思います」と話しています。
◆◆ また、自転車が2台とも現場から走り去ったことについては、「どうしてその場で助けてくれなかったんだろうと思いますし、子どもが倒れているのに逃げたことに子どももショックを受けています」と話しています。
□□☞☞ そのうえで、「自転車は車と同じで人の命を奪うかもしれないので本当に気をつけないといけないと思います。免許が必要なくお年寄りも小さい子どもも自由に乗れる乗り物なので、乗る人一人一人が安全への意識を高めてほしいです」と訴えています。
損保会社 新型コロナ感染拡大で“自転車の利用頻度増”

☞☞ その理由については「外出自粛による運動不足解消」や、「感染リスクがほかの移動手段よりも低いと思うから」などを挙げる人が多かったということです。
▷▷ またことし6月に都内で自転車通勤をする人を対象とした調査では、回答した500人のうちおよそ23%が「感染拡大後に自転車通勤を開始した」と答えたということで、新型コロナの影響で街中を走る自転車の台数は増えているとみられるということです。
🚓🚔🚨 交通事故の件数の減少傾向が続く中、自転車が関わる事故の割合は4年前から年々増加し、警察庁の統計では去年は交通事故全体の20%以上を占めていて、警察は自転車の安全運転を呼びかけています。