こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「教育基本条例」・・・一番の被害者は子どもたち

2012-02-01 22:31:37 | 活動報告
教職員組合などが呼びかけた「教育基本条例」の学習会に参加しました。

講師は大阪府教職員組合の小林書記長。

資料で「各都道府県の少人数学級の状況」の一覧がありました。
橋下前知事は「少人数学級で学力なんか向上しませんよ」と言い放ち、就任早々、長年の運動でやっと実現したばかりの「小学校1、2年生の35人学級」も、やめようとしました。
府下のPTAのみなさんが一気に署名に取り組み、かろうじてこれは断念させたとはいうものの全国に比べれれば、大阪の少人数学級は最も遅れをとっています。

「どの子にも、行き届いた教育を」と願うなら、先生を増やして、きめ細かい指導ができる環境を整えること。
それこそが、行政の責任なのに、それには背を向けたまま、子どもを競わせ、「学力テスト」の結果を公開・・・。

犠牲になるのは子どもたち。特別支援学級の担任の先生が「配慮の必要な“不安感を抱える子ども”が増えている。一斉学力テストの結果を学校ごとに公表し、競わせるようなことをすれば、そういう子どもたちがどうなるか・・・」と発言されたのが、心に残りました。

学習会の最後に、みんなで子どもたちが豊かに育つ教育環境を守るために力をあわせること、教育基本条例の制定に反対する地域連絡会を作っていくことを確認しました。
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