一般質問の発言通告を提出しました。
いつになくタイトルに悩みました。
結局、施政方針の「環境都市」をそのまま使いました。
「環境都市」・・・自然を守り全ての命を愛しむということ。
それは、やっぱり人を大切にするまちづくりです。
2008年3月、「泉大津市都市計画マスタープラン」が作られました。
たくさんの市民の方が参加し、話し合いを重ねて作られたプランです。
読み返してみて、大切なことがいっぱい、つまっていると思いました。
たとえば・・・・
道路の原点は歩行者であることを意識する。
市域がコンパクトであるおちう利点を活かし、方向者が、「安全に」、「便利よく」、「行きたいところに」、「楽しみながら」、歩いていけることを、今後の道路整備の方針をすることが望ましい。
「いいこと」がいっぱい書いてあるけれど、残念ながら「プラン」の具体化、実現はなかなか。
この「マスタープラン」に光をあててみようと思います。
発言通告とともに提出した「質問要旨」は以下。
「環境都市」をめざす取り組みについて
「環境都市」という言葉にこめた市長の基本的考え方と決意については、昨年の第1回定例会での施政方針で述べられた。先日、本定例会初日の2012年度を迎えるにあたっての「施政方針」では、「環境都市を目指して2年目になります」として、具体的な施策の展開についても言及された。
そこで以下の諸点について質問する。
1、再生可能エネルギー導入について
施政方針では「太陽光等の再生可能エネルギーの積極的な導入・・・等、環境対策を先進的に進めてまいります。」と述べられた。
国際的にも、また国内のいくつかの自治体でも、それぞれの自然環境や産業構造の特質を生かした再生可能エネルギーの導入による、環境・経済・雇用・街づくりなどで大きな成果をあげている。取り組みの形は様々であるが、自然エネルギーの積極的な活用が地域経済の活性化にも効果をもたらしているのが特徴と考える。
施政方針に「太陽光等」とあるが、本市の地形、産業等の特性から、太陽エネルギー以外に活用し得る再生可能エネルギーとして、考えられるものがあるか。見解を問う。
2、最悪の環境破壊である原発事故を経験し、「原発依存のエネルギー行政の転換」が大きな課題となっている。
活断層近くに建設され、大半が30年以上経過している福井原発で、もし福島のような事故がおこれば、近畿の水瓶である琵琶湖、京都・大阪・神戸などに直接的で大規模な被害が及ぶことは、多くの市民の危惧するところである。
たとえ、そうした事故がおこらないまでも原子力発電を続けることは、日々莫大な放射性物質を生み出し、それらは現在の科学技術によって安全に処理することも、安全に保管することもできない。
「環境都市」を標榜し、未来に生きる人々にも責任を負うならば、「原発からのすみやかな撤退」を求め、国・府・関西電力に積極的に働きかけるべきではないか。市長の見解を問う。
3、文部科学省作成の副読本の取り扱いについて
昨年11月、文部科学省は小・中・高校生向けの放射線に関する副読本を編纂し、全国の学校に見本誌が送られていると聞く。その内容については、各方面から問題点の指摘がされている。副読本「放射線について考えてみよう」(小学生向け)、「知ることから始めよう放射線のいろいろ」(中学生向け)の、本市学校教育における取り扱いについて、教育委員会の見解と対応を問う。
4、エコハウス認定事業について
施政方針で環境施策の一環として実施される、新年度の新たな事業としてその事業内容について述べられた。
本事業実施により、どのような効果が期待できるか。具体的に示されたい。
5、自動車の利用抑制について
本市において、温室効果ガスの排出量で産業部門についで多いのが運輸部門であり、なおかつ、産業部門の排出量は近年製造業の出荷額減少により大幅に減少している一方で、運輸部門は増加している。その要因は、自動車保有台数の増加によるものと言われている。《泉大津市地球温暖化対策地域推進計画(案)より》
温暖化対策として、自動車の利用抑制が大きな課題となっている。
①公用車のカーシェアリングについて、昨年9月、決算審査のなかで実施している自治体の調査・検討を要望した。その後の状況を示されたい。
②徒歩・自転車での移動を促進するための道路整備について、2008年3月策定の「泉大津都市計画マスタープラン」では理念と方向性を示した。その具体化について、進捗状況、今後の計画を示されたい。
いつになくタイトルに悩みました。
結局、施政方針の「環境都市」をそのまま使いました。
「環境都市」・・・自然を守り全ての命を愛しむということ。
それは、やっぱり人を大切にするまちづくりです。
2008年3月、「泉大津市都市計画マスタープラン」が作られました。
たくさんの市民の方が参加し、話し合いを重ねて作られたプランです。
読み返してみて、大切なことがいっぱい、つまっていると思いました。
たとえば・・・・
道路の原点は歩行者であることを意識する。
市域がコンパクトであるおちう利点を活かし、方向者が、「安全に」、「便利よく」、「行きたいところに」、「楽しみながら」、歩いていけることを、今後の道路整備の方針をすることが望ましい。
「いいこと」がいっぱい書いてあるけれど、残念ながら「プラン」の具体化、実現はなかなか。
この「マスタープラン」に光をあててみようと思います。
発言通告とともに提出した「質問要旨」は以下。
「環境都市」をめざす取り組みについて
「環境都市」という言葉にこめた市長の基本的考え方と決意については、昨年の第1回定例会での施政方針で述べられた。先日、本定例会初日の2012年度を迎えるにあたっての「施政方針」では、「環境都市を目指して2年目になります」として、具体的な施策の展開についても言及された。
そこで以下の諸点について質問する。
1、再生可能エネルギー導入について
施政方針では「太陽光等の再生可能エネルギーの積極的な導入・・・等、環境対策を先進的に進めてまいります。」と述べられた。
国際的にも、また国内のいくつかの自治体でも、それぞれの自然環境や産業構造の特質を生かした再生可能エネルギーの導入による、環境・経済・雇用・街づくりなどで大きな成果をあげている。取り組みの形は様々であるが、自然エネルギーの積極的な活用が地域経済の活性化にも効果をもたらしているのが特徴と考える。
施政方針に「太陽光等」とあるが、本市の地形、産業等の特性から、太陽エネルギー以外に活用し得る再生可能エネルギーとして、考えられるものがあるか。見解を問う。
2、最悪の環境破壊である原発事故を経験し、「原発依存のエネルギー行政の転換」が大きな課題となっている。
活断層近くに建設され、大半が30年以上経過している福井原発で、もし福島のような事故がおこれば、近畿の水瓶である琵琶湖、京都・大阪・神戸などに直接的で大規模な被害が及ぶことは、多くの市民の危惧するところである。
たとえ、そうした事故がおこらないまでも原子力発電を続けることは、日々莫大な放射性物質を生み出し、それらは現在の科学技術によって安全に処理することも、安全に保管することもできない。
「環境都市」を標榜し、未来に生きる人々にも責任を負うならば、「原発からのすみやかな撤退」を求め、国・府・関西電力に積極的に働きかけるべきではないか。市長の見解を問う。
3、文部科学省作成の副読本の取り扱いについて
昨年11月、文部科学省は小・中・高校生向けの放射線に関する副読本を編纂し、全国の学校に見本誌が送られていると聞く。その内容については、各方面から問題点の指摘がされている。副読本「放射線について考えてみよう」(小学生向け)、「知ることから始めよう放射線のいろいろ」(中学生向け)の、本市学校教育における取り扱いについて、教育委員会の見解と対応を問う。
4、エコハウス認定事業について
施政方針で環境施策の一環として実施される、新年度の新たな事業としてその事業内容について述べられた。
本事業実施により、どのような効果が期待できるか。具体的に示されたい。
5、自動車の利用抑制について
本市において、温室効果ガスの排出量で産業部門についで多いのが運輸部門であり、なおかつ、産業部門の排出量は近年製造業の出荷額減少により大幅に減少している一方で、運輸部門は増加している。その要因は、自動車保有台数の増加によるものと言われている。《泉大津市地球温暖化対策地域推進計画(案)より》
温暖化対策として、自動車の利用抑制が大きな課題となっている。
①公用車のカーシェアリングについて、昨年9月、決算審査のなかで実施している自治体の調査・検討を要望した。その後の状況を示されたい。
②徒歩・自転車での移動を促進するための道路整備について、2008年3月策定の「泉大津都市計画マスタープラン」では理念と方向性を示した。その具体化について、進捗状況、今後の計画を示されたい。