泉大津幼保一体化検討委員会が開かれ傍聴した。
きょうが第2回目の委員会だが、前回は委員の顔合わせ、委員長選出、「要綱」やスケジュールの確認などで、実質的な議論は今日から始まったと言えると思う。
6月にオープンを迎える0歳から2歳の保育所、くすのき保育所と楠幼稚園が「一体化施設子ども園」に来年度からは移行する。
今年は、それに向けての助走期間だ。
とはいえ、そこで過ごす子どもたちにとっては、一日一日がかけがえのない日々だ。
それが大切にされてこそ、次のステップへとつながっていくことだろう。
きょうの議論でも、来年度からの運営の問題とともに、同じ敷地内で幼稚園と、小さい子たちを迎える保育所が共存する中での問題も発言された。
これまで、「幼保一体化」が市の方針として示され、それに向けての事業も始まっているのに、市の組織は教育委員会と健康福祉部に分かれ、それぞれに「幼保一体化担当」がいるという状況だった。
組織の「一体化」が先では?と、これまで何度も意見を言ってきた。
ようやくこの4月から、健康福祉部と教育委員会の担当者がひとつの「推進グループ」という組織になった。
3月の予算審査の中で、繰り返し強く求めてきたところだ。
この推進グループに、さらに幼稚園、保育所の現場から3名の職員が加わりカリキュラム検討委員会の会議が昨年の12月から9回、重ねられてきたことの報告もあった。
認定子ども園は、幼稚園と保育所の機能を、あわせもつだけでなく、家庭で子育てしている保護者と子どもたちへの支援も、重要や役割として担う。
3月議会で、森下議員が求めた、保護者の冠婚葬祭や学校行事への参加、病気・・などのときの「一時預かり保育」も公立では、初めて始まる。
1ヶ月を限度とする(1回は更新可)の緊急一時保育は、泉大津で初めての事業だ。
「子ども園の理念」として以下の提案がされた。
・就学前の子どもの成長と発達段階に応じた教育・保育を一体的に行い生涯にわたつ人間形成の基礎を培う。
・すべての子どもたちにひとしく、笑顔と子どもの幸せを保障する。
・子どもの視点に立って、子どもの権利をまもる。
・子育ての大切さをみんなで認め合い、子どもと子育て家庭を支援する。
幼稚園の保護者代表の委員から、「子どもの権利」にかかわって、「幼稚園のトイレは汚くて、くさい」という指摘もあった。
「子どもの権利」とは何なのか?0歳のあかちゃんから、小学校入学を控えた子どもたちの「権利」について、あらためて考えたいと思う。
そして、話し合いの上でもう少しわかりやすく、具体的な言葉として書き込まれたらいいのでは?とも思った。
事務局の提案に対し、幼稚園、保育所の保育士、保護者、またその他の委員からも、それぞれの立場から意見が出された。
政権が変わっても国が推進してきた「幼保一体化」は、「保育所待機児童解消」は「保育の質向上」などを掲げながら、実際には保育の安全、子どもたちの成長発達に責任を負わないものだ。
利潤を追求する企業参入に道を開くものだ。
泉大津が進めようとしているのは、そんな国の動向とは一線を画するもの。
公設公営で市が直接責任をもち、幼稚園のいいところ、保育所のいいところをあわせて、すべての子どもたちの笑顔と幸せを守る」というもの。
中味をつくるのは、これから。
泉大津版「幼保一体化施設・子ども園」が、泉大津のすべての子どもたちの幸せにつながるものとなるように、これからの議論に参加したいと思う。
次回の検討委員会は6月末または7月初めに開かれるそうです。
きょうが第2回目の委員会だが、前回は委員の顔合わせ、委員長選出、「要綱」やスケジュールの確認などで、実質的な議論は今日から始まったと言えると思う。
6月にオープンを迎える0歳から2歳の保育所、くすのき保育所と楠幼稚園が「一体化施設子ども園」に来年度からは移行する。
今年は、それに向けての助走期間だ。
とはいえ、そこで過ごす子どもたちにとっては、一日一日がかけがえのない日々だ。
それが大切にされてこそ、次のステップへとつながっていくことだろう。
きょうの議論でも、来年度からの運営の問題とともに、同じ敷地内で幼稚園と、小さい子たちを迎える保育所が共存する中での問題も発言された。
これまで、「幼保一体化」が市の方針として示され、それに向けての事業も始まっているのに、市の組織は教育委員会と健康福祉部に分かれ、それぞれに「幼保一体化担当」がいるという状況だった。
組織の「一体化」が先では?と、これまで何度も意見を言ってきた。
ようやくこの4月から、健康福祉部と教育委員会の担当者がひとつの「推進グループ」という組織になった。
3月の予算審査の中で、繰り返し強く求めてきたところだ。
この推進グループに、さらに幼稚園、保育所の現場から3名の職員が加わりカリキュラム検討委員会の会議が昨年の12月から9回、重ねられてきたことの報告もあった。
認定子ども園は、幼稚園と保育所の機能を、あわせもつだけでなく、家庭で子育てしている保護者と子どもたちへの支援も、重要や役割として担う。
3月議会で、森下議員が求めた、保護者の冠婚葬祭や学校行事への参加、病気・・などのときの「一時預かり保育」も公立では、初めて始まる。
1ヶ月を限度とする(1回は更新可)の緊急一時保育は、泉大津で初めての事業だ。
「子ども園の理念」として以下の提案がされた。
・就学前の子どもの成長と発達段階に応じた教育・保育を一体的に行い生涯にわたつ人間形成の基礎を培う。
・すべての子どもたちにひとしく、笑顔と子どもの幸せを保障する。
・子どもの視点に立って、子どもの権利をまもる。
・子育ての大切さをみんなで認め合い、子どもと子育て家庭を支援する。
幼稚園の保護者代表の委員から、「子どもの権利」にかかわって、「幼稚園のトイレは汚くて、くさい」という指摘もあった。
「子どもの権利」とは何なのか?0歳のあかちゃんから、小学校入学を控えた子どもたちの「権利」について、あらためて考えたいと思う。
そして、話し合いの上でもう少しわかりやすく、具体的な言葉として書き込まれたらいいのでは?とも思った。
事務局の提案に対し、幼稚園、保育所の保育士、保護者、またその他の委員からも、それぞれの立場から意見が出された。
政権が変わっても国が推進してきた「幼保一体化」は、「保育所待機児童解消」は「保育の質向上」などを掲げながら、実際には保育の安全、子どもたちの成長発達に責任を負わないものだ。
利潤を追求する企業参入に道を開くものだ。
泉大津が進めようとしているのは、そんな国の動向とは一線を画するもの。
公設公営で市が直接責任をもち、幼稚園のいいところ、保育所のいいところをあわせて、すべての子どもたちの笑顔と幸せを守る」というもの。
中味をつくるのは、これから。
泉大津版「幼保一体化施設・子ども園」が、泉大津のすべての子どもたちの幸せにつながるものとなるように、これからの議論に参加したいと思う。
次回の検討委員会は6月末または7月初めに開かれるそうです。