
今週の赤旗日曜版です。
広げてびっくり!
なにしろ一面トップの写真が、引退されたとはいえ政治家として「自民党の顔」だったのがまだ記憶に新しい人です。
読んで感動!!元自民党幹事長の古賀誠さんは、インタビューに応えて、憲法改正手続きのハードルを下げる96条改定を「絶対にやるべきではない」と言い、ご自身の体験から「戦争は嫌だ、2度と戦争を起こしてはならない・・・この思いが私の政治家としての原点」とも語っておられます。
ところで橋下市長は「私の認識と見解」という文書のなかで、自分のことを「極めてオーソドックスな立憲主義の立場を採る者」と言いました。
橋下市長の「見解」のなかには、最初から最後まで「平和」の2文字がありません。
「過去の過ちを直視し、徹底して反省しなければなりません」「未来においてこのような悲劇を2度と繰り返さない決意をしなければなりません」などの表現はあるものの、そのために「かけがえのない平和を守り抜くこと」という思いは全く伝わってきません。
古賀氏は「今回、あなた方(赤旗日曜版)のインタビューを受けたのも、戦争を知る世代の政治家の責任だと思ったからです。」とも言っています。
「オーソドックスな立憲主義者」とは、こういう人のことを言うのではないか?と思いました。