
楠小学校に隣接、楠幼稚園の敷地内に建てられた0歳から2歳の子どもたちのための保育所は6月1日にオープンです。
きょうはオープンに先立って施設見学会。写真、奥に見えるのは幼稚園の園舎です。
中に入ると、さわやかな木の香り。見た目も手触りもやさしい。
設計事務所からのお話で、建築資材としての「木」の素晴らしさについて少しわかって感動でした。
「木」と一言で言っても、檜、楠、杉、くり、・・と様々でその特徴を生かして使われているそうです。
どっしりとした柱が2本。「くすのき保育所」の名にちなんで吉野産のクスノキ。
「子どもたちが一日の大半を過ごす場所を、安らぎと温もりのある空間に」という配慮があふれています。
45名定員ですが、6月1日の入所式は16名の子どもたちでスタートとのことです。
毎日保育所に通う子どもたちだけなく、育児相談や「赤ちゃんの駅」(授乳やオムツ換えができる場所)、マイ保育園(入所していなくても継続的に育児相談、保育所行事への参加などができる)など、家庭の子育ても応援します。
楠幼稚園の保護者の皆さんからは、突然の保育所建設計画の説明、幼稚園の子どもたちが毎日過ごす場所での工事など、疑問や不満の声もたくさん寄せられました。
私も「もっと丁寧な説明、納得を積み重ねるプロセスが必要」と言い続けてきました。
このブログにも何度か、疑問や不満のコメントも寄せられ、その都度、行政に届けてきましたが、保護者の皆さんにとっては納得できない気持ちも残ったことでしょう。
これからもまだまだ課題山積だと思います。
市が直接責任をもつ公設公営の施設です。100点満点でなくても、よりベターな問題の解決に皆さんの声を生かして欲しいと思います。
何よりも「子どもたちの最善の利益」のために。
この保育所に通う子どもたちはもちろん、泉大津のすべての子どもたちの笑顔と幸せを守る一歩となるよう、これからも考えていきたいと思っています。