こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉」

2015-10-25 00:51:14 | 読書
「これは読まなければ!」と人にすすめ、集会でも紹介しているのに、自分がなかなか詠み終わりません。

必要に迫られて読まなければならないもの、迫られてないけれど寝ないでも読みたい本が出てきて・・・。


ようやく最後のページをめくりました。

もう一度、最初から読もうと思っているところです。

読み終わってすぐに「もう一度、読もう」と思った本はそんなにありません。


文章が難解だということではない。

むしろ、歯切れよく読んでいて気持ちがいい。

書いてあることが「大切なこと」で、それをちゃんと人に説明できるようになりたい、自分の中でもう一度組み立てなおしてもみたいと思うので、再読する。


この本は、オバマケアについて詳細に書かれた、前作「沈みゆく大国 アメリカ」の続編。

前作は、今、友人の手元にあります。「2回目を読んでるところ」だそうです。

「同じこと考えるんだな」とおもしろく思いました。



「人はいつでも、ないものをねだり、あるもののありがたさを忘れてしまう。

私たちが当たり前のように手にしている国民健康保険証もその一つだ。」

本書の中の一節。


国民皆保険制度は、まぎれもなく私達の宝。

それが、中から、外から、じわじわを壊されていることに警鐘を鳴らし、「まだストップさせるチャンスはある」と、その希望を地方自治体から創り出す道を指し示してくれている。



著者;堤 未果


発行所;集英社
コメント
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