年末に見た映画が、とてもよかったので、原作を手にいれました。
ページをめくると、映画のシーンが甦ります。
作者、岡野雄一さんの言葉。
「僕は、認知症になった母の、童女に戻ったような笑顔が大好きでした。
10人姉妹の長女。
しっかり者だった母は、酒飲みの父との生活に子育てに、懸命に生き、ようやく身軽になれたのです。
母ちゃん、ぼけてよかったな。
ゆっくり着地できて、よかったな。
長い間、本当にありがとう。」
認知症をテーマにして、じんわりと心が温かくなる本があったのだと驚いている。
人生、いろいろあって、それでもやっぱり生きているということの嬉しさ。
著者;岡野雄一
発行所;西日本新聞社
ページをめくると、映画のシーンが甦ります。
作者、岡野雄一さんの言葉。
「僕は、認知症になった母の、童女に戻ったような笑顔が大好きでした。
10人姉妹の長女。
しっかり者だった母は、酒飲みの父との生活に子育てに、懸命に生き、ようやく身軽になれたのです。
母ちゃん、ぼけてよかったな。
ゆっくり着地できて、よかったな。
長い間、本当にありがとう。」
認知症をテーマにして、じんわりと心が温かくなる本があったのだと驚いている。
人生、いろいろあって、それでもやっぱり生きているということの嬉しさ。
著者;岡野雄一
発行所;西日本新聞社