じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

日が暮れるな・・・夕暮れは寂しい

2011-08-17 17:48:53 | 日々の雑感
今日も怠惰な一日を過ごしてしまった・・・まっ、だからナンだという事も無くそれがおっさんの日常なんだけれどもね。
本日は盆休みも終わって・・・いや、盆の送り火が終わったらお終いのはずなんだが世間では自分が休んで居る間は盆だという感じで、日本は本日も半分以上は盆休みの様子です・・・ニュース少ないし遅いし、さっ。

街中に出ていて驚いた事が有ったんだが・・・ベンツのGLKが狭い路地に止まっていて、見るからに脂ぎった体格で色白の男が降りて来た。 で、開けられた窓からは派で目名化粧の女が「ポカリ£×ʼn⁂Å£℃∀△£□⁂○」と中国語らしい言葉で男に怒鳴った。 で、そしたら、後に停まっていた白のE250の窓からも似たような派手目のいい女が顔を出して「コーラ£×ʼn⁂Å£℃∀△£□⁂○」と怒鳴った。

炎天下であった。 
焼けたアスファルトからの照り返しがきつく風の通らない路地裏の気温は35度にもなっていたろうと思う。
おっさんは一瞬、ここはバンコクか?と錯覚した。
時代だなぁ。
仙台の一番町の裏道で金持ちの中国人のあんちゃんがベンツ乗っていい女を連れて・・・おっさんは貰った90ccのバイクに股がってメットの隙間から垂れる汗をタオルで拭いながら素知らぬ振りで通り過ぎる。

銭に縛られた「経済の奴隷」から脱却したくて自ら銭とは縁の薄い方向へ舵を切ったんだけれども、あんな光景を見ると、ふと、また勝負してみっかなぁ?なんて一瞬だが思ってしまう・・・満たされた物質欲から得る幸福感は薄っぺらい。
が、実際それを味わうと、薄っぺらいはずの幸福感が時に強烈な快感で有る事を中途半端に知っているんで後ろ髪を引かれる・・・凡夫であるなぁ。

経済的には・・・おっさんが盆休みを満喫している間にも欧州が揺れ動いているようだ。
細かい事は端折るけれども、どーもフランスの塩梅が良くなくてドイツが欧州のまとめ役になるようだと多くの所出ているんだが・・・ドイツがユーロから抜けるのか?
いや、ヨーロッパの事は知らないんだが、ドイツも敗戦国なんだけれども、戦勝国のフランスはアレか?落ちぶれたりと言えども核保有国の意地と言うか、腐っても鯛の危害を見せる事無くドイツにヨーロッパを明け渡すのか?
まず・・・日本では、アメリカが痩せ細ろうが寝込もうが転けようが一蓮托生の腐れ縁の呪縛から解放される事は無いんだが、ドイツはそんなに強いのか?
おっさんが聞き及んでいる話では、ドイツは長引く欧州各国の金詰まりに多額の融資をしているんで、スペインだのイタリアだのって、簡単に倒れられても困るし、さりとて、このまま貧乏でスケベて陽気な欧州のくだらない国と心中するのは嫌だと足掻いている、と思っていたんだけれどもねぇ。
まっ、どっちにしてもアレだ・・・イタリアって言うのは先の大戦の時でもアレだったんだが、何かやる時にはあそこは外した方が良いよな・・・単なる勘だけど。


K-POPアイドルが羽田でビザのトラブルで入国できず=韓国

いや、ドーしちまったんだ日本国の外務省は? ええっ? 今まではずーっと観光ビザでスルーだっただろうに?
何かが変わりつつ有るような気がしないかい? 野田のA級戦犯発言で韓国を煽る動きもさ?
おっさん、そこそこの渡航経験が有っていろんな国で入国審査を受けたんだけれども、日本人というだけでどこでもほとんどノーガードで入れてくれるけれども、韓国人や中国人は一寸事情が違い時間がかかる。
なので、持っているパスポートを素早く見分けてこの国と仲の良い国の人なのかダメな国なのか、仕事なのか観光なのか、ナンテ事まで見極めて後に並んでいた・・・いや、韓国人は労働ビザなしで潜り込んで働くんで揉める事は多かった・・・なんて事を聞いた記憶が有るような無いような。


日本を守る済州(チェジュ)海軍基地?


上記のニュースなんかを読むと韓国人にも同情したくなるんだけれども、しかし、アメリカに搾り取られ続ける属国日本の立場もそんなに緩くはないんで、あんたらさえ態度を変えてくれて互いにアメリカに対してアレしたりコレしたりするって言うんなら、せめて、ネットの上だけくらいでも仲良くしてみたいと思うんだけれども。。。
まっ、あの嘘だらけの教育を止めて、辛すぎるキムチを食うのを止めて火病るのも止めてもらわないと、未来永劫まともな付き合いにはならないよな・・・と、言う事は無理だという事ですか?

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遠くへ行きたい

2011-08-17 08:19:29 | 日々の雑感
遠くへ行きたい・・・ジェリー藤尾なんて居ましたよね・・・永六助だっけ?作詞は? あのジジイは嫌いなんだが、ジェリー藤尾は、テレビでは見ないけどまだ生きているよね?

昨日まで山に行っていて相当満足しているはずなんですけれども・・・確かに、登攀的要素が強く自分一人では登れない山をパーティーで登らせてもらったので単独には無い山登りの喜びが在るのですが・・・いや、しかし、どう言う訳か、一人で「遠くへ行きたい」気分なんであります・・・そうですねぇ・・・悲しみ本線日本海の雰囲気でしょうか?

議論・討論・論争・・・まっ、これには色々と違いが在りますけれども、自分は一方的に喋るのに他人の意見は全部否定して聞く耳を持たない人を相手にして、その人に向かって自分の意見を言い続けてみると、一見すると形上は「論争」に見えるんですけれども、それは大抵の場合は立場上上位に居る人の「演説」でしか無いのですね。
しかし、立場上優位に居る人と言うのは常に上位に位置する事に馴れていて、しかも、演説とか講演とかが得意な人だと一方的に喋るのにも馴れているんで鼻から議論とか論争は無理であります・・・しかし、おっさんも嫌いじゃないんで言いたい事だけはしっかり言います・・・でも、後味は悪いです。

先日の演説の主は「脱原発」を最初にぶち上げておいて、話しが進んでからは「憲法九条」を守るべき、と来た訳です。
おっさんに言わせるとこの論理は水と油を一緒にして酢を加えたらキューピーのマヨネーズになっちまうんですけれども、彼にはそれが解らないらしい。
脱原発はアメリカの呪縛から離れる事、で、憲法九条はアメリカの庇護の元に居ると言う事で、言わば、ミカジメ料は払わないけれども、悪いやつからは守ってねと言う事な訳です。
まあ、もっとも、アメリカ軍が日本に駐在する最大の理由は「日本の監視」なんで、憲法なんてアメリカの都合でどうにでも解釈できちまいますから、そのへんの話しも入れるととてもややこしくてシロートには無理でしょう。

序でに彼はおっさんを相手に「無」の思想を語り始めてしまった。
これはおっさんの20年来のネタな訳で、もしも「無」を極めたか、掴みつつ在るとすれば、言葉による論争は起きないんで、「ああそう」「へぇそう」で終ってしまうはずなんだが・・・。
まっ、まだ「無」の何たるかを掴みかけつつ在る程度のおっさんは逆に、論争をして自分の言葉・・・言葉=脳味噌だね・・・コレを確かめずにはいられないんだが・・・ああ、そうか、彼は「無」に気が付きつつ在る段階か?

宇宙の摂理と言う言葉も飛び出した・・・摂理なんて無いさ・・・「無」なんだもの。
この人の思想の根底には「自然は良いもの」で「人工は悪」があるのかな、とおっさんは見る。
なので経済の凡てを金と結びつけて否定したんだけれども、農業をやっている彼はガソリンを使わずにそれが遂行出来るのか? 電機も使わずに暮らせるのか?・・・いや、極論過ぎると言うのはダメだ。
貨幣経済の矛盾なんてのはおっさんのもっとも得意とする所なんだが、現代に生きてしまっている以上は、矛盾に目を瞑り、妥協点でお茶を濁し、どちらかと言えば自然寄り程度の事でしか生きられないのだから突き詰めた話しは何処かで破綻してしまうのだ。

仏様は言いました「どーだっていいじゃねぇか そんな事は」と。

そう言えば「死」を意識しなくなった現代人に対しても熱く語っていたな。
アンチエイジングが喧しく叫ばれる昨今・・・これは「死」を無意識のうちに捉えているからこその反動なんで、「死」を忘れているのではなく「忌避」している心の現れなんじゃ無いのだろうか?
早い話が、「死」が病院で決まるようになって、そこへは行きたく無い、そうなる前に手を打とうと言うのがアンチエイジングや健康ブームが流行る心理なんじゃないのかな?
いみじくも彼は「俺は介護されるようになったら・・・」と、自分の人生の前提は「元気」で在る事を語った。
これは「生」に囚われているから出て来る言葉なんじゃないのか?とおっさんは思った。

で、おっさんは、日一日と自分の変化を感じている・・・若くなるはずは無いんで必然的に「老い」を語った訳だが、彼は、自分でそんな事を思ったら老け込む一方で後ろ向きな考えだ、と否定した。
意識を若く保たなくてドーする?・・・なんとも俗な話しであるなぁ・・・それをお釈迦様は「とらわれ」と言って、荷を降ろして生きなさいよ、と言ったとおっさんは思う訳だ・・・ひいてはそれも「無」なんだが。

皆して死にたくなんか無いさ・・・だって、知らない世界は怖いじゃないか?
「死」を意識しなくなる事は取りも直さず「無」の心な訳で凡夫には遠い道です。

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