講談社から出ているシリーズで「BLUE BACKS」と云うのがある訳です。
で、ずいぶん昔からこのシリーズが好きでタイトルにつられて買ってはみるんですが自分の地頭が悪いのでなかなか読み切れない訳であります。
で、まず買い方が不届きな訳でして、本のお終いの方にあるタイトルと著者の羅列から興味を引くのを見つけてはアマゾンに行って評判を覗き見し、良さげと思ったら買っている訳であります。
いや、本屋に行く機会もとんと無くなった今日この頃ではこんな選び方しかできないのであります。
そして、その結果が自分の力量をはるかに超えた難物を手にして悪戦苦闘するという事な訳であります。
只今紐解いているのが「もう一つの脳」と云うタイトルでして、サブタイトルとしては、脳の8割以上を占める謎の細胞「グリア」の正体・・・なんて本であります。
ついでに小見出しも書きますと・・・ニューロンを支配する影の主役「グリア細胞」
知能、アルツハイマー、発達障害、統合失調症・・・すべてに関与していた! と、興味深い誘い方をしているのであります。
さて、アマゾンさんから届いた本を手にし、まだ1ページも開いていないのに思った感想は「しまったぁ~」でありました。
然してその心は・・・けっこう分厚い本だったのであります。
ブルーバックス系はそんなに厚い本は少なく、中身は重いけれどもページが多く無いのでなんとか読み切れると思っていた自分でしたからこれは見た瞬間に尻込み、でありました。
しかし、とりあえず読み始めた訳です・・・が、一発目で出てくるトピックがアインシュタインの脳、なんであります。
それも解剖の話でして、アインシュタインの脳の大脳皮質が云々でカンヌン、と・・・とにかく、最初から見なかった事にしたくなる展開なんであります。
とは申しましても本書は研究者ではなく普通の人を対象に書かれたものな訳でして、私とても一般人の端くれ、とりあえず日本語で書かれているのが幸いと思い読み続けている訳であります。
いや、この本の優れた点は難しい話を推理小説のような展開で描いている事だと思う訳です。
それはおそらく、一般シロートの無学で無知なジジイも手を出すかも知れないからと、可能な限り平易な表現を試みた著者の努力の賜物であると思う訳です。
そして最大の救いはこの本が3部構成でさらに16小節に分かれている事であります。
脳や医学に対して下地の無い自分のような輩は理解できにくい章は飛ばして興味のあるところだけを拾い読みする事が可能なのであります。
自分は第5章「脳と脊髄の損傷」を読んでいるんですが、軽妙なテンポと展開で理解に欠ける面はありながらも読み進めていられる訳であります。
・・・以下無断抜粋・・・⇩
救急隊員があなたをバックボードに固定して、救急車に運んでいる間にも、血流から滲出した白血球は、損傷した脊髄に侵入していく。未知の組織に出会うと白血球は攻撃を開始する。ミクログリアもすぐに、損傷した組織と侵入してきた血液細胞に気づいて、反撃を仕掛ける。細い突起を広げた休止状態のミクログリアは、活性化してアメーバー状に変化し、遠くから損傷部位へと駆け付ける。
・・・以上無断抜粋・・・↑
アレです・・・事故って救急車に運ばれている間の体の状態を描写しているんですが、体内での血液の戦争がまぶたに浮かぶ訳でして、引き込まれては先を読んでしまうのであります。
とは申しましても小説を読むよりは確実に重い訳でして、普通の本なら530ページは2日で読めるはずなんですが、もう2週間経ってるのに半分も読み終えていない訳であります。
と、いう事で字は読めるのに中身が読めていない本の話でありました。
で、ずいぶん昔からこのシリーズが好きでタイトルにつられて買ってはみるんですが自分の地頭が悪いのでなかなか読み切れない訳であります。
で、まず買い方が不届きな訳でして、本のお終いの方にあるタイトルと著者の羅列から興味を引くのを見つけてはアマゾンに行って評判を覗き見し、良さげと思ったら買っている訳であります。
いや、本屋に行く機会もとんと無くなった今日この頃ではこんな選び方しかできないのであります。
そして、その結果が自分の力量をはるかに超えた難物を手にして悪戦苦闘するという事な訳であります。
只今紐解いているのが「もう一つの脳」と云うタイトルでして、サブタイトルとしては、脳の8割以上を占める謎の細胞「グリア」の正体・・・なんて本であります。
ついでに小見出しも書きますと・・・ニューロンを支配する影の主役「グリア細胞」
知能、アルツハイマー、発達障害、統合失調症・・・すべてに関与していた! と、興味深い誘い方をしているのであります。
さて、アマゾンさんから届いた本を手にし、まだ1ページも開いていないのに思った感想は「しまったぁ~」でありました。
然してその心は・・・けっこう分厚い本だったのであります。
ブルーバックス系はそんなに厚い本は少なく、中身は重いけれどもページが多く無いのでなんとか読み切れると思っていた自分でしたからこれは見た瞬間に尻込み、でありました。
しかし、とりあえず読み始めた訳です・・・が、一発目で出てくるトピックがアインシュタインの脳、なんであります。
それも解剖の話でして、アインシュタインの脳の大脳皮質が云々でカンヌン、と・・・とにかく、最初から見なかった事にしたくなる展開なんであります。
とは申しましても本書は研究者ではなく普通の人を対象に書かれたものな訳でして、私とても一般人の端くれ、とりあえず日本語で書かれているのが幸いと思い読み続けている訳であります。
いや、この本の優れた点は難しい話を推理小説のような展開で描いている事だと思う訳です。
それはおそらく、一般シロートの無学で無知なジジイも手を出すかも知れないからと、可能な限り平易な表現を試みた著者の努力の賜物であると思う訳です。
そして最大の救いはこの本が3部構成でさらに16小節に分かれている事であります。
脳や医学に対して下地の無い自分のような輩は理解できにくい章は飛ばして興味のあるところだけを拾い読みする事が可能なのであります。
自分は第5章「脳と脊髄の損傷」を読んでいるんですが、軽妙なテンポと展開で理解に欠ける面はありながらも読み進めていられる訳であります。
・・・以下無断抜粋・・・⇩
救急隊員があなたをバックボードに固定して、救急車に運んでいる間にも、血流から滲出した白血球は、損傷した脊髄に侵入していく。未知の組織に出会うと白血球は攻撃を開始する。ミクログリアもすぐに、損傷した組織と侵入してきた血液細胞に気づいて、反撃を仕掛ける。細い突起を広げた休止状態のミクログリアは、活性化してアメーバー状に変化し、遠くから損傷部位へと駆け付ける。
・・・以上無断抜粋・・・↑
アレです・・・事故って救急車に運ばれている間の体の状態を描写しているんですが、体内での血液の戦争がまぶたに浮かぶ訳でして、引き込まれては先を読んでしまうのであります。
とは申しましても小説を読むよりは確実に重い訳でして、普通の本なら530ページは2日で読めるはずなんですが、もう2週間経ってるのに半分も読み終えていない訳であります。
と、いう事で字は読めるのに中身が読めていない本の話でありました。