春よ来い 早く来い

我が家には赤い鼻緒のじょじょを履いておんもに出たいと待っているみいちゃんは居無いし、桃の木のつぼみもふくらんではいませんが、それでも庭先には春の足音が聞こえるのであります。

春よ来い　早く来い
あるきはじめた　みいちゃんが
赤い鼻緒の　じょじょはいて
おんもへ出たいと　待っている

春よ来い　早く来い
おうちのまえの　桃の木の
つぼみもみんな　ふくらんで
はよ咲きたいと　待っている


福寿草は日差しが無いと開きません


梅はあと少しで開きそうであります


木瓜は蕾になってから咲くまでが遅い

童謡の歌詞って素晴らしいです。
なんと申しましょうか、こんな歌詞が生まれるってのは感性なんでありましょう。
自分のようにがさつ極まりなく育った者には逆立ちしても生まれ無い表現と描写であります。

どこかで春が　生まれてる
どこかで水が　流れ出す

どこかで雲雀（ひばり）が　鳴いている
どこかで芽の出る　音がする

山の三月　そよ風吹いて
どこかで春が　生まれてる

自分の一番好きな春の歌であります。
どこかで水が流れ出すのは雪解けでありましょう。
山の3月なら木の芽が萌える音も聴こえそうであります。

来週末は三月であります。

ああ、なんだか無性に菜の花が見たくなりました。